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強力な個性を持ったおもしろい人間 - Part 1
 3/22に「平和神軍観察会名誉毀損事件」の傍聴に行ってきました。

 以前の傍聴記は
 http://sdseminar.exblog.jp/2260333
 http://sdseminar.exblog.jp/2608465
 http://sdseminar.exblog.jp/2875456/

 今回の公判から、WEBサイト「平和神軍観察会」管理人である被告人・次瀬徹(ハンドル)氏への弁護側からの尋問です。

 まずは、民事訴訟の時には、ブロービートジャパン社と平和神軍の関係は事実でありWEBサイトの表現は過激ではあったが違法性は無い、と主張していたが警察の調書では、名誉毀損を一部認めている部分があるのはどうしてか?という質問がされました。これについて、「いきなり警察に呼び出され、逮捕されるのではないか、という恐怖感があり、警察の言うがままに供述してしまった」と答えました。

 平成15年10月4日午前9時に、次瀬氏に荻窪署から「グロービートジャパン社から名誉毀損として刑事告訴されている」と午後3時に出頭するように、呼び出しの電話がかかってきました。
 次瀬氏は、最初、警察からの電話という事で動揺して、「行きます」と答えましたが、落ち着いてから「弁護士に相談するので、キャンセルします」という電話をかけます。しかし、警察の方は「今日来てくれなければ、逮捕しなくてならなくなる」と答え、キャンセルを認めませんでした。
 次瀬氏は取り調べの中で担当の刑事から、
 ・グロービートジャパン社が告訴状を平成14年には既に出していた。
 ・警察には、黒須英治氏や民事原告(グロービートジャパン社)側弁護士から再三、早く次瀬氏を逮捕するようにと圧力かかっており、警察は、その圧力に耐え切れなくなって次瀬氏に出頭を求めた。
という事を知らされたようです。
 取り調べは、木村刑事とベテランの刑事の2人が担当したようです。

 次瀬氏は、WEBサイトを運営していくにあたり、ネット上で
雑誌「Title」の記事
平和神軍のWEBサイト
雑誌「新潮45」の記事
求人雑誌「B-ing」に掲載された求人広告
等を集めたり、
加藤店長から次瀬氏へのメール
平和神軍から次瀬氏への脅迫メール

という情報を集めています。
 また、ネット以外では、
黒須英治の説法テープ
グロービートジャパン社のリービングシステムのパンフレット
等を集めています。
 しかし、調書には、「ネット上で調べるのが関の山」という事が書かれています。これについて、「何故、このように書かれているのか?」という質問がされ、次瀬氏は「警察が勝手に書いた」と答えています。

 警察の言うとおりに供述しないと逮捕される、という恐怖感があり、意に反して名誉毀損をしたという事を認める形になってしまったようです。
 取調べの最中には、ベテラン刑事から「事実であろうが名誉毀損だ!検察に送らなければならない!」と声を荒げて言われたり、木村刑事から「捜査に協力してくれないと不味い事になる」と言われたようです。

 取り調べは午後3時から午後7時まで続きました。
 取り調べの後半、木村刑事は友好的な態度に変わり、次瀬氏の話を聞いてくれて、グロービートジャパン社と平和神軍の関係性を認めてくれたり、「心情的にはあなたの味方」「平和神軍とは関わらない方が良い」「落ち着いたら引越したほうが良い」等と言ってくれたようです。
 また、「何かあったら連絡してくるように」と、木村刑事の携帯電話の番号を教えてくれたようです。

 平成15年10月19日にも取り調べが行われ、供述調書はその時に作られたようです。時間は、午後3時から午後9時まで。
 木村刑事が書いたその供述調書の中に「間の抜けたカルト右翼~~」という文言があるのですが、このような事は、WEBサイトにも記述が無く、取り調べでも言っていなく「警察が作った言葉」と次瀬氏は答えました。供述調書を作成した際に読み聞かせもありましたが、やはり、逮捕に対する恐怖感が強く「訂正をする雰囲気ではなかった」ようです。

 検察での取り調べでは、名誉毀損を否定しています。この事については、「検察からは『逮捕』という言葉を聞いていない」から、警察での取り調べの時のように恐怖感を感じなかったようです。

 次瀬氏は平和神軍とグロービートジャパンに関係性・一体性があると、英治氏と話し合いをして確信したようです。
 英治氏が、次瀬氏の代理人を務める紀藤弁護士の事務所に、グロービートジャパン社の代表として訪れ、「ホームページの記述を消さなければ民事・刑事で訴える」「私しか取り下げられない」と告げ、また、「私には逮捕歴がある。このままでは君もそうなる」と脅しとも取れる事を言ったようです。
 グロービートジャパン社と次瀬氏の紛争であるのに、「何故、英治氏が来たのか?」という疑問がありますが、英治氏から話し合いの申し出があったようです。また、グロービートジャパン社の顧問弁護士・門西弁護士からも「英治氏がグロービートジャパン社の代表と考えて良い」と言われたようです。

 ここまでが休憩前までの内容です。休憩後に、各所で話題になっていたテープが法廷で再生されました。
 長くなりそうなので、続きは次のエントリーに書きます。
by seminar_blog | 2006-03-24 00:33 | Misc
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