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告訴状は全て受理される…!?
 4/25に「平和神軍観察会名誉毀損事件」の傍聴に東京地裁に行ってきました。
 前回までの傍聴記は
 http://sdseminar.exblog.jp/2260333
 http://sdseminar.exblog.jp/2608465
 http://sdseminar.exblog.jp/2875456
 http://sdseminar.exblog.jp/3060734

 裁判所の異動に伴い、裁判長が今までの服部裁判長から河合裁判長に替わりました。検察官も今回から担当が替わったようです。
 今回は、検察側から被告人・次瀬氏への被告人質問、弁護人からの反対尋問、裁判所からの質問でした。

 まずは、検察からの被告人質問です。
 前回の公判では弁護人からの質問が、警察調書に任意性が無い事を明らかにする為のものだった為、今回、検察は任意性を明らかにする為の質問が主でした。
 最初に、荻窪警察の木村刑事から次瀬氏に出頭要請があった経緯を質問しました。
 「2003年10月4日にいきなり電話があったのか?」という質問に対して「はい」という答え、「それ以前に連絡はあったか?」には「ありません」。木村刑事からは午後3時に荻窪警察署へ来るように言われたのですが、その時間に決まった経緯は「覚えていません」、「午前中に来て下さいとは言われなかったか?」のは「言われてない」という答えでした。
 2003年10月4日は土曜日でした。「たまたま土曜日に連絡が入ったのか?」という質問にも「はい」という答えでした。

 次瀬は、一度午後3時に出頭する事を了承しますが、その後キャンセルする旨を連絡しています。木村刑事にキャンセルする旨を伝えたところ「来なければ印象が悪くなる」と言われ、行かなければ逮捕されるのではないかという恐怖を感じたようです。この事について「どうして恐怖を感じたのか?」という質問に「捜査は警察主導で行われる為、警察の意に沿わないことをすると不利になるから」と答えました。
 次瀬氏は警察から呼び出しの電話を受けた後、紀藤弁護士にFAXを送り、電話で相談しています。この際、紀藤弁護士からは「堂々と主張を述べれば良い」「万が一、逮捕されたなら呼んで欲しい」というアドバイスを受けています。検察はこの点を突いて「警察から電話や取調べの際に『逮捕』という言葉を聞きましたか?」と質問しました。この質問に次瀬氏は「聞いていない」と答えました。更に検察から「では、弁護士との会話で『逮捕』という言葉が出てきたのですね。弁護士との会話で逮捕に関する恐怖心が生まれたのでは?」という質問がされ、次瀬氏は「違います」と答えました。

 次瀬氏は前回・今回の被告人質問で、しきりに「逮捕されるのではないかという恐怖心を感じていた」と述べています。
 2002年11月には既にグロービートジャパン社から、警察に告訴状が出されており、警察は受理している事を取り調べの中で次瀬氏は木村刑事から聞かされたようです。
 次瀬氏は2002年11月の時点で告訴状が出され受理されている事実を知って、驚き恐怖を感じたようです。また、取調べの中でも木村刑事から「11月までに検察に送らなければならない」といわれた事でも恐怖心を感じたようです。検察は「逮捕されるという恐怖は、告訴されて取調べを受ける人なら誰でも感じることではないか?」と質問し、次瀬氏は「初めての事だからわからない」と答えました。
 また、検察官は「告訴状というものは出されればすべて受理されるのだから、それだけで恐怖を感じるのはおかしい」と発言しました。さらに、「告訴されて取調べを受ければ全て検察に送られる」とも発言しています。
 この検察官がただの世間知らずなのか、意図的に誤りを発しているのかはわかりませんが、警察は、告訴状が出されたからといって全てを受理することはありません。また、取調べを受けたからといって、すべての容疑者が送検されるということもありません。
 逮捕に対する恐怖感というのも、検察官は理解されていないようでした。平均的な一般市民は、裁判で有罪・無罪が判断される、という司法のシステムを知ってはいても、「逮捕される=犯罪者確定」というイメージを持っています。マスコミの報道等を見ても、逮捕された容疑者は裁判が始まってもいないのに犯罪者扱いです。被告人質問をした検察官は、このような一般市民の認識を理解していないのか「逮捕されるからといって恐怖を感じることはないじゃん」と言わんばかりの様子でした。
 日本の刑事事件は起訴されれば99.9%は有罪判決が出ます。
 呼び出しを受けた時、出頭するように指定された日についても質問がありました。2003年10月4日は土曜日でした。供述調書を作成した10/19は日曜にでした。この事について「警察はあなたに気を使っていたのでは?」という質問をし、次瀬氏は「わからない」と答えています。
 検察側は何を主張したくてこのような質問をしたのかわかりませんが、まだ容疑者にもなっていない一般市民に任意の出頭を求めるのですから、連絡のつきやすい土曜日や日曜日に電話するのは当然ではあるし、時間の取り易い休日に出頭してもらうように頼むのは当然だと思います。

 取調べ調書には次瀬氏が言っていない事も書かれている為、任意性は薄いという弁護側の主張です。
 検察側は、調書作成の際に読み聞かせもされており、次瀬氏自身が署名捺印している為、任意性はあるという考えです。調書の関して「何故、間違いの訂正を求めなかったのか?」という質問をしました。次瀬氏は「訂正できる雰囲気ではなかった」「(木村刑事から)11月までに検察に送らなければ『ギョウセイになる』と言われ、恐怖を感じた」「警察の意に沿わないことを言えば逮捕されるのではないかという恐怖を感じた」からだと答えました。また、「調書の訂正が出来ることを知らなかった」とも答えています。

 休憩が入り、後半は弁護側から質問になりました。
 「ギョウセイ」について質問がありました。弁護側は「『ギョウセイになる』とは、どのような事だと思いましたか?」という質問。これに対して次瀬氏は「行政処分のような、有無を言わさず処分されると思った」と答えました。「何故、有無を言わさず処分されると思ったのか?」という質問に、「11月までという期限を切られていたので」と答えました。

 「警察の取調べがあってから、平和神軍に対するスタンスの変更はあったのか?」という質問に対して、「スタンスの変更は無いが『出来れば和解できれば良い』という考えから『和解できるようになりたい』という考えに変わった」と答えています。
 「何故、和解できなかったか?」という質問に、「(取調べ後の10/8の交渉で)黒須英治氏が一歩的に要求・脅迫をしてきたから」「ちゃんと話し合いが出来れば和解しても良いと考えていた」と答えています。

 「逮捕の恐怖とは具体的にはどのようなものか?」という質問がされ、「何日間か留置所に入れられる」「社会的立場が無くなる」「生計が立てられなく」「民事裁判での主張が無駄になり、やって生きたことが否定される」事などを挙げていました。

 裁判官からの質問もありました。
 次瀬氏は取調べに際して、資料を持参して説明しています。「どのような資料を持って説明しましたか?」という質問に、「花月食品(現・グロービートジャパン)と日経企画の登記簿を見せて、役員が重複している事、両者とも黒須英治氏の息子が役員をしている事」「各雑誌で花月と平和神軍の関係性が報じられている事」等を説明したり、「仲木戸店店長のメールやネット上の書き込み等を見せた」と答えました。
 木村刑事は話を聞いてくれて、次瀬氏の話を基に調書を作成したようですが、言った事とは違う調書を作られてしまったようです。「訂正を求めなかったのですか?」という質問に「訂正できる雰囲気ではなかった」と答えています。
 取調べの中で、次瀬氏は警察から「事実であっても名誉毀損は名誉毀損なんだ」と言われています。
 次瀬氏は「表現方法は過激すぎたが、ネットで世間に知らしめるために過激な表現を使うしかなかった」と主張しています。これに対して裁判官は「過激な表現が誹謗・中傷なのではないか?」と質問しました。次瀬氏は「程度問題であり、自分の表現は程度を超えていないと思う」と答えました。
 次瀬氏は平和神軍観察会を運営していた時には、平和神軍の危険性を認識していました。裁判官から「危険性を認識しているのにサイトを運営するのは興味本位ではないのか?」という質問が出ました。これに対して、次瀬氏は「最初は興味本位だったが、平和神軍の事を知っていくうちに公開しなければならないと思った」と答えました。


 今回の被告人質問は、検察が再度、警察調書の任意性を立証する事が目的だったのだと考えられます。検察質問の過程で、検察というのは意外にも警察のシステムを知らないのだという事が露呈してしまいました。
 警察と検察は別の組織ですから、警察が告訴状をどのように扱い容疑者を送検する判断をどのようにするのかまでは知らないのでしょう。しかし、告訴状は全て受理されるとか取調べを受ければ全員が送検される、という考えは現実的ではありません。
 また、今回の裁判から裁判長と担当検察官が替わっています。という事は、あまりにも不誠実な黒須伸一証人の証言や黒須英治氏の説法や恫喝テープを聞いていない人達が審理に加わるという事です。異動に伴っての事なので仕方がないですが、審理は一歩後退してしまった、という事になるでしょう。
 実際、予定されていた次回期日(5/24)は審理を中止して打合せ期日に変更になりました。裁判長が今までの資料に目を通したい、という事もあるのでしょう。

 したがって、次回期日は
  6/12 13:30~16:30 東京地裁第426号法廷
になります。

 今回、新たに弁護側から提出され採用された証拠は、
 ・黒須英治氏が所有する宗教法人宝永山妙法寺の信者が同法人から受けた2500万円の被害報告(役員になれることをちらつかせて障害を持つ被害者から詐取。月10万円の返金をする事で和解)
 ・花月関係者のパソコン通信NiftyのBBSへの書き込み
でした。
 次回以降の公判で使われると思われ;ます。

おまけ:
e0052125_165373.jpg
イオンド大学博士号メダル
□材質:[メダル部]真鍮・プラスチック [ケース部]プラスチック
□備考:メダル側面に旋盤加工の切削痕アリ。削りは荒い。表面はプラ整形したものをハメコミ。



参考URL:
グロービートジャパンと平和神軍観察会の裁判(刑事)9(Brin de muguet)
平和神軍・グロービートジャパン裁判/第9回公判(平和神軍観察会vsグロービートジャパンの裁判記録)
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by seminar_blog | 2006-04-30 16:17 | Misc
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