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カテゴリ:Misc( 12 )
商売にはハッタリが必要です -1日目-
 6/18、19と2日連続で「平和神軍観察会名誉毀損事件」の裁判傍聴に、東京地裁に行ってきました。
 前回まで傍聴記は
 http://sdseminar.exblog.jp/2260333
 http://sdseminar.exblog.jp/2608465
 http://sdseminar.exblog.jp/2875456
 http://sdseminar.exblog.jp/3060734
 http://sdseminar.exblog.jp/3333694
 http://sdseminar.exblog.jp/5763577

 両日とも、グロービートジャパン社代表取締役社長・黒須伸一(北条晋一)氏の父親で、日本平和神軍総督の黒須英治(中杉弘)氏の承認尋問です。普段埋まらない傍聴席が満席になりましたが、証人の関係者らしき傍聴人は、1人程度しか見当たりませんでした。

 最初は検索側からの質問です。
 英治氏は平成6年6月に伸一氏から、(株)花月食品を設立する為に出資して欲しいと頼まれ、資本金1000万円のうち510万円を出資しています。その際、「私は商売人ではないので事業に向かないので、役員にはなりたくない為、花月食品の役員にならなかった」と答えています。また、経営に関しても意見をした事は無いと答えています。
 英治氏と伸一氏は親子だが「息子(伸一氏)はジョン・レノンのファン」で「思想的に合わない」そうです。伸一氏に対して思想教育をした事は無いとも答えています。
 「会長」を名乗る事については、花月(グロービートジャパン社)に会長職は無いが、「見るに見かねて」会長を名乗ったと答えています。

 先の公判の伸一氏への証人尋問で、英治氏へグロービートジャパン社から金銭が支払われている事が明らかにされましたが、英治氏本人は、貰っている金銭の名目はわからないと答えています。また、自分から要求したことは無いととも答えています。
 金銭は、英治氏個人の銀行口座に振り込まれているようです。用途は「個人のお金なので、色々な事に使っている」と答えています。

 日本平和神軍についてにも質問が及びます。
 平和神軍は「2~3年前まで主宰していた」と答えていますが、これは平成16年に名称をJapanPeaceNaturalAcademy(JPNA)に改め、新団体になっている事からだと推測されます。後の被告弁護側からの質問に答えてですが、改名した理由として、ネットでの攻撃が激しいからという事を挙げています。
平和神軍を設立した目的は、日本に左翼思想や自虐史観が蔓延っていたので日本精神を教える為、というものの様です。
 平和神軍の会費は月額500円と規則で決まっていましたが、「あまり徴収していない」「その辺はいい加減」と答えています。平成14年に会費を廃止しています。会費は年に数回開かれる会合の運営費に使っていたのだが、遠方から来る人が多く、会員に負担がかかるので会合をやめた為、会費の徴収をやめたようです。
 運営にはあまりお金はかからないが、年に100万円くらいの赤字が出ていると答えています。英治氏個人が赤字の補填をしている様です。

 ここまでが、検察の質問に答えた内容です。時間にして10分強位でした。

 次に、被告弁護側の質問に移ります。
 グロービートジャパン社から貰う金銭についての質問が弁護側からもされました。名目はやはり「わからない」と答えています。
 税金の申告(確定申告)は「花月がやってくれている」と答えています。現在は「グロービートジャパン社以外からの収入は殆ど無い」と答えています。以前は催眠術の講習等の収入はあり、日経企画から得ていたと答えています。日経企画からの収入の申告も日経企画がやっていたようです。グロービートジャパン社からと日経企画からの収入が重なる時期があるかという質問には答えが曖昧で、はぐらかされたような印象です。
 英治氏は十数年前から催眠神秘会、神理統一教会、正理研究会と様々な団体を主宰しています。これらはほぼ同じ団体で「名前に意味は無い」と答えています。これらの団体で催眠や思想の研究を終えてから、仏教の研究に移ったようです。
 英治氏が主宰ないし所有している一連の団体は、はじめ日経企画の中にあり、全ての母体となっている事を今回の尋問で、英治氏本人が認めました。
 平和神軍は「半分遊び」でやっていたと答えています。「人前に出るのは恥ずかしい」ので行進などには参加していない、「私は謙虚な人間」とも言っていました。

 花月の最初の店を出す時の資金は、伸一氏から頼まれて英治氏が出したと答えています。花月を法人化しようとしたのは「鶴見君が来てからだと思う」と答えています。法人化する際の登記や定款を作る為に「専門家を紹介したかは覚えていない」と答えています。伸一氏も、証人尋問の時に「(定款は)覚えていないが他の人間に頼んだ」と答えています。
 英治氏が51%の出資をする事に、他の出資者からは異論は無かったと言います。また、ユナイテッドジャパン、日経企画、イオンド大学等、一連の会社も英治氏が51%の出資をしています。
 花月を経営するにあたって事業資金の借り入れが必要になった時は、英治氏が知り合いを紹介していたようです。英治氏は「保証人にはなっていない」と答えています。
 英治氏は51%の株を持っていた大株主ですが、花月からは経営報告は受けていなかったと答えています。

 ブブカ編集部に電話をかけた時に自分の事を「100億の事業家」といった事については、「本質的には思想家」「対外的にはハッタリで言う事もある」と答えています。また、会長を名乗った事についても「(グロービートジャパン社の役員に)事前の了承は取っていない」「後で怒られた」と答えています。
 英治氏は、この2日間の証人尋問の間、何か突っ込まれると「ハッタリで言った」「商売にはハッタリも必要だ」「嘘ではなくハッタリだ」とやたらと、ハッタリを強調していました。

 「平和神軍観察会」のWEBサイトがあったインターネットプロバイダplalaに「グロービートジャパン会長 中杉弘」の名前で抗議通知が送られています。この事について、英治氏は「(私は)送っていない」と答え、「グロービートジャパン社が会長名で出したのではないか」と答えました。しかし、伸一氏も鶴見氏も証人尋問で「出した事を知らない」と答えており、その事を弁護人から言われると、「平和神軍のインターネット専門のO氏がやったのではないか」と答えました。O氏は10年くらい前に正理研究会の時から英治氏の所にきた人物のようです。2ちゃんねるでのもみ消し等もO氏がやっていると答えていますが、英治氏本人が指示した事は無いとも答えています。
 次瀬氏が民事裁判でグロービートジャパン社に対して損害賠償77万円の支払いを命じられた時に、平和神軍のWEBサイトに「勝利宣言」が掲載されたという事がありました。これについては、「自分のやっている事ではないからわからない」「平和神軍関係者がやっているのではないか」「私は命じていない」「当時、(サイトの更新)作業が出来たのは誰か覚えていない」と答えていますが、「内容については責任を持てる」と答えています。
 平和神軍には「参謀部」という部署があり、平和神軍のサイトで参謀部として次瀬氏の情報に懸賞金をかけていました。参謀部は「名前だけの存在」であると答えています。階級や役職名等は「遊びで付けている」と答えています。
 「サイト上で懸賞を出した事は認める」が、「事前に相談はされていなかった」と答えています。

 次瀬被告の家の前にコーラの空き缶と壊れた傘が置いてあった件で、平和神軍関係者のY氏が被告弁護人に「私と黒須英治が被告の家の前に行って置いてきた」という内容のメールを送っています。英治氏は「(被告の家に)行った事は無い」と答えています。また、このY氏については「裏切り者」という評価をしていて、英治氏と関係がこじれたのは2~3年前だと答えています。
 何故Y氏が裏切り者なのか?英治氏を裏切ったのか?という質問に対して、「(英治氏がY氏の母親について悪く言った事に対してY氏が)腹を立てた」「警察や被告弁護人に(英治氏の事を)垂れ込んだ」と答えています。英治氏の証言によると、Y氏は被告弁護人に英治氏の情報を1000万円で売ろうとした事があり、被告弁護人に断られているようです。

 らーめん花月新潟仲木戸店のトラブルについては、「(英治氏が)右翼だから店がおかしくなった」というクレームが仲木戸店の店長からあったと鶴見氏から聞いたようです。しかし、それを聞いた場所や詳しいクレームの内容は「覚えていない」と答えています。仲木戸店に電話したのは、カルトや右翼ではない事を伝える為だとしています。
 仲木戸店店長の代理人・高島弁護士の事は、ニフティサーブの時から知っていたようです。英治氏は、高島弁護士にも電話をかけた事があります。当時、高島弁護士はニフティで「バール・カルト」というハンドルを使っていて、それを確かめる為に電話をしたと答えています。また、高島弁護士について、「変な主張をする人だから統一教会だ」と思っているようです。
 英治氏は他人を「朝鮮人」「エタ」「創価学会員」等と断定的に決め付ける事が多々あります。これは、普通の「日本人なら話せば通じるのに通じない」「話し合いをしようとせず裁判を起こす」のは日本人ではないから、という考えだからのようです。そして、「私は差別主義者ではない」とも言います。
 しかし、この裁判は民事・刑事共に、ろくに話し合いをせずにいきなり訴えてきたのはグロービートジャパン社の方です。英治氏の考えからすると、グロービートジャパン社の役員は「朝鮮人」なのでしょうか?

 英治氏は対外的に「中杉弘博士」と名乗る事があります。SUL(Summit University of Louisiana)から博士号を取得していますが、これは「5~60万円くらいで貰った」と答えています。「仏教に関する著作が多く、その功績が認められた為、授与された」とも答えています。また、伸一氏と鶴見氏も英治氏の紹介でSULのMBAを取得しています。
 英治氏の著書には経歴に「工学院応用化学科卒」と書いてあります。この事について、「工学院とは大学か?高校か?」という質問がありました。英治氏は、最初、明確に答えるのを避け、「言いたくない」「私は中卒だ」等と言っていましたが、最終的に「工学院専門学校」である事を明らかにしました。

 英治氏は、創価学会にいた事があります。35歳まで10年間いたようです。「インチキだから辞めた」と答えています。英治氏の奥さんは、まだ創価学会に残っているいるようです。

 伸一氏の奥さんについても質問が及びます。伸一氏の証人尋問の時に奥さんが。正理研究会や平和神軍の活動に携わっている事を知らないと答えていましたが、英治氏によれば、奥さんが高校2年生の時に催眠神秘会に来たようです。きっかけは、「ムーの広告を見てだと思う」という事です。機関紙「月刊正理」の編集長は、「たまたま空いているからやらせた」と答えています。
 平和神軍の合宿には孫(伸一氏の子供)と一緒に参加した事もあるようです。
 伸一氏とは「正理研究会か平和神軍の活動に来たときに知り合ったのではないか」と答えています。英治氏が伸一氏と奥さんを引き合わせたわけでは無いようです。「メンバー同士をくっつけるような事はしない」とも答えています。
 次男・直治氏、三男・博史氏は、1~2回くらい、平和神軍の行事に参加したことがあるかもしれないと答えています。

 グロービートジャパン社が所有する花月荘の管理人I氏は、グロービートジャパン社の社員ではないようです。I氏は事業に失敗して家が無くなってしまったので、英治氏が面倒を見ています。管理人の給料は「イオンド大学が払っている」と答えています。また、宿泊費の売り上げは、イオンド大学に入っているようです。

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 ここまでが、概ね、1日目の証人尋問の内容です。多少、2日目の内容も混じってはいます。
 長くなってしまったので、ここで1回切ります。
 2日目の内容は、後日アップします。
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by seminar_blog | 2007-06-22 01:09 | Misc
更新手続き -ディプロマミルにも言及-
 5/25に「平和神軍観察会名誉毀損事件」の傍聴に、東京地裁に行ってきました。
 前回までの傍聴記は
 http://sdseminar.exblog.jp/2260333
 http://sdseminar.exblog.jp/2608465
 http://sdseminar.exblog.jp/2875456
 http://sdseminar.exblog.jp/3060734
 http://sdseminar.exblog.jp/3333694

 裁判所の異動に伴い、今回の公判から波床昌則判事に裁判長が代わりました。担当の検察官も代わりました。
 今回の公判は、裁判長が交代したので弁護側からの更新手続きです。意見陳述では、前回までの方針に加えて、ディプロマミル(学位製造所)の問題点にまで突っ込んだ内容になっていました。

 次回以降の公判では、「平和神軍観察会」の記述内容に公共性・公益目的がある、という事を、今まで以上に明らかにしていく弁護方針になると思われます。イオンド大学のディプロマミルを批判している事も、起訴内容に直接は関係無いが、サイト全体の記述内容を見れば公共性・公益目的が明らかであり、サイト全体の中から一部分だけを問題にせず、全体を見る事で、起訴の不当性を訴えていく方針です。
 次回の公判から、自称「グロービートジャパン会長」の黒須英治氏の証人尋問になります。証人尋問の中で、グロービートジャパン社や日本平和神軍、イオンド大学等がいわゆる「平和神軍グループ」である事を明らかにすると思います。実際に、それを裏付ける証拠はいくつも出ているので、黒須英治氏本人の口からどのような説明がされるのかが重要な部分になるでしょう。

 公判の最後に次回期日の確認があり、弁護側から、黒須英治氏が出廷するので法廷警備を現状に以上にしっかりして欲しい、という要求がありました。2ちゃんねる等に弁護士や傍聴人を名指しで殺人予告がされている、という事情もあります。これに対して、波床裁判長も「(危惧感を弁護人と)共有しています」と答え、警備の強化に同意しました。検察側からも異論は出ませんでした。

 次回期日:
 6/18 13:30~17:00 東京地裁第428号法廷
 6/19 13:30~17:00 東京地裁第428号法廷
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by seminar_blog | 2007-05-29 01:55 | Misc
告訴状は全て受理される…!?
 4/25に「平和神軍観察会名誉毀損事件」の傍聴に東京地裁に行ってきました。
 前回までの傍聴記は
 http://sdseminar.exblog.jp/2260333
 http://sdseminar.exblog.jp/2608465
 http://sdseminar.exblog.jp/2875456
 http://sdseminar.exblog.jp/3060734

 裁判所の異動に伴い、裁判長が今までの服部裁判長から河合裁判長に替わりました。検察官も今回から担当が替わったようです。
 今回は、検察側から被告人・次瀬氏への被告人質問、弁護人からの反対尋問、裁判所からの質問でした。

 まずは、検察からの被告人質問です。
 前回の公判では弁護人からの質問が、警察調書に任意性が無い事を明らかにする為のものだった為、今回、検察は任意性を明らかにする為の質問が主でした。
 最初に、荻窪警察の木村刑事から次瀬氏に出頭要請があった経緯を質問しました。
 「2003年10月4日にいきなり電話があったのか?」という質問に対して「はい」という答え、「それ以前に連絡はあったか?」には「ありません」。木村刑事からは午後3時に荻窪警察署へ来るように言われたのですが、その時間に決まった経緯は「覚えていません」、「午前中に来て下さいとは言われなかったか?」のは「言われてない」という答えでした。
 2003年10月4日は土曜日でした。「たまたま土曜日に連絡が入ったのか?」という質問にも「はい」という答えでした。

 次瀬は、一度午後3時に出頭する事を了承しますが、その後キャンセルする旨を連絡しています。木村刑事にキャンセルする旨を伝えたところ「来なければ印象が悪くなる」と言われ、行かなければ逮捕されるのではないかという恐怖を感じたようです。この事について「どうして恐怖を感じたのか?」という質問に「捜査は警察主導で行われる為、警察の意に沿わないことをすると不利になるから」と答えました。
 次瀬氏は警察から呼び出しの電話を受けた後、紀藤弁護士にFAXを送り、電話で相談しています。この際、紀藤弁護士からは「堂々と主張を述べれば良い」「万が一、逮捕されたなら呼んで欲しい」というアドバイスを受けています。検察はこの点を突いて「警察から電話や取調べの際に『逮捕』という言葉を聞きましたか?」と質問しました。この質問に次瀬氏は「聞いていない」と答えました。更に検察から「では、弁護士との会話で『逮捕』という言葉が出てきたのですね。弁護士との会話で逮捕に関する恐怖心が生まれたのでは?」という質問がされ、次瀬氏は「違います」と答えました。

 次瀬氏は前回・今回の被告人質問で、しきりに「逮捕されるのではないかという恐怖心を感じていた」と述べています。
 2002年11月には既にグロービートジャパン社から、警察に告訴状が出されており、警察は受理している事を取り調べの中で次瀬氏は木村刑事から聞かされたようです。
 次瀬氏は2002年11月の時点で告訴状が出され受理されている事実を知って、驚き恐怖を感じたようです。また、取調べの中でも木村刑事から「11月までに検察に送らなければならない」といわれた事でも恐怖心を感じたようです。検察は「逮捕されるという恐怖は、告訴されて取調べを受ける人なら誰でも感じることではないか?」と質問し、次瀬氏は「初めての事だからわからない」と答えました。
 また、検察官は「告訴状というものは出されればすべて受理されるのだから、それだけで恐怖を感じるのはおかしい」と発言しました。さらに、「告訴されて取調べを受ければ全て検察に送られる」とも発言しています。
 この検察官がただの世間知らずなのか、意図的に誤りを発しているのかはわかりませんが、警察は、告訴状が出されたからといって全てを受理することはありません。また、取調べを受けたからといって、すべての容疑者が送検されるということもありません。
 逮捕に対する恐怖感というのも、検察官は理解されていないようでした。平均的な一般市民は、裁判で有罪・無罪が判断される、という司法のシステムを知ってはいても、「逮捕される=犯罪者確定」というイメージを持っています。マスコミの報道等を見ても、逮捕された容疑者は裁判が始まってもいないのに犯罪者扱いです。被告人質問をした検察官は、このような一般市民の認識を理解していないのか「逮捕されるからといって恐怖を感じることはないじゃん」と言わんばかりの様子でした。
 日本の刑事事件は起訴されれば99.9%は有罪判決が出ます。
 呼び出しを受けた時、出頭するように指定された日についても質問がありました。2003年10月4日は土曜日でした。供述調書を作成した10/19は日曜にでした。この事について「警察はあなたに気を使っていたのでは?」という質問をし、次瀬氏は「わからない」と答えています。
 検察側は何を主張したくてこのような質問をしたのかわかりませんが、まだ容疑者にもなっていない一般市民に任意の出頭を求めるのですから、連絡のつきやすい土曜日や日曜日に電話するのは当然ではあるし、時間の取り易い休日に出頭してもらうように頼むのは当然だと思います。

 取調べ調書には次瀬氏が言っていない事も書かれている為、任意性は薄いという弁護側の主張です。
 検察側は、調書作成の際に読み聞かせもされており、次瀬氏自身が署名捺印している為、任意性はあるという考えです。調書の関して「何故、間違いの訂正を求めなかったのか?」という質問をしました。次瀬氏は「訂正できる雰囲気ではなかった」「(木村刑事から)11月までに検察に送らなければ『ギョウセイになる』と言われ、恐怖を感じた」「警察の意に沿わないことを言えば逮捕されるのではないかという恐怖を感じた」からだと答えました。また、「調書の訂正が出来ることを知らなかった」とも答えています。

 休憩が入り、後半は弁護側から質問になりました。
 「ギョウセイ」について質問がありました。弁護側は「『ギョウセイになる』とは、どのような事だと思いましたか?」という質問。これに対して次瀬氏は「行政処分のような、有無を言わさず処分されると思った」と答えました。「何故、有無を言わさず処分されると思ったのか?」という質問に、「11月までという期限を切られていたので」と答えました。

 「警察の取調べがあってから、平和神軍に対するスタンスの変更はあったのか?」という質問に対して、「スタンスの変更は無いが『出来れば和解できれば良い』という考えから『和解できるようになりたい』という考えに変わった」と答えています。
 「何故、和解できなかったか?」という質問に、「(取調べ後の10/8の交渉で)黒須英治氏が一歩的に要求・脅迫をしてきたから」「ちゃんと話し合いが出来れば和解しても良いと考えていた」と答えています。

 「逮捕の恐怖とは具体的にはどのようなものか?」という質問がされ、「何日間か留置所に入れられる」「社会的立場が無くなる」「生計が立てられなく」「民事裁判での主張が無駄になり、やって生きたことが否定される」事などを挙げていました。

 裁判官からの質問もありました。
 次瀬氏は取調べに際して、資料を持参して説明しています。「どのような資料を持って説明しましたか?」という質問に、「花月食品(現・グロービートジャパン)と日経企画の登記簿を見せて、役員が重複している事、両者とも黒須英治氏の息子が役員をしている事」「各雑誌で花月と平和神軍の関係性が報じられている事」等を説明したり、「仲木戸店店長のメールやネット上の書き込み等を見せた」と答えました。
 木村刑事は話を聞いてくれて、次瀬氏の話を基に調書を作成したようですが、言った事とは違う調書を作られてしまったようです。「訂正を求めなかったのですか?」という質問に「訂正できる雰囲気ではなかった」と答えています。
 取調べの中で、次瀬氏は警察から「事実であっても名誉毀損は名誉毀損なんだ」と言われています。
 次瀬氏は「表現方法は過激すぎたが、ネットで世間に知らしめるために過激な表現を使うしかなかった」と主張しています。これに対して裁判官は「過激な表現が誹謗・中傷なのではないか?」と質問しました。次瀬氏は「程度問題であり、自分の表現は程度を超えていないと思う」と答えました。
 次瀬氏は平和神軍観察会を運営していた時には、平和神軍の危険性を認識していました。裁判官から「危険性を認識しているのにサイトを運営するのは興味本位ではないのか?」という質問が出ました。これに対して、次瀬氏は「最初は興味本位だったが、平和神軍の事を知っていくうちに公開しなければならないと思った」と答えました。


 今回の被告人質問は、検察が再度、警察調書の任意性を立証する事が目的だったのだと考えられます。検察質問の過程で、検察というのは意外にも警察のシステムを知らないのだという事が露呈してしまいました。
 警察と検察は別の組織ですから、警察が告訴状をどのように扱い容疑者を送検する判断をどのようにするのかまでは知らないのでしょう。しかし、告訴状は全て受理されるとか取調べを受ければ全員が送検される、という考えは現実的ではありません。
 また、今回の裁判から裁判長と担当検察官が替わっています。という事は、あまりにも不誠実な黒須伸一証人の証言や黒須英治氏の説法や恫喝テープを聞いていない人達が審理に加わるという事です。異動に伴っての事なので仕方がないですが、審理は一歩後退してしまった、という事になるでしょう。
 実際、予定されていた次回期日(5/24)は審理を中止して打合せ期日に変更になりました。裁判長が今までの資料に目を通したい、という事もあるのでしょう。

 したがって、次回期日は
  6/12 13:30~16:30 東京地裁第426号法廷
になります。

 今回、新たに弁護側から提出され採用された証拠は、
 ・黒須英治氏が所有する宗教法人宝永山妙法寺の信者が同法人から受けた2500万円の被害報告(役員になれることをちらつかせて障害を持つ被害者から詐取。月10万円の返金をする事で和解)
 ・花月関係者のパソコン通信NiftyのBBSへの書き込み
でした。
 次回以降の公判で使われると思われ;ます。

おまけ:
e0052125_165373.jpg
イオンド大学博士号メダル
□材質:[メダル部]真鍮・プラスチック [ケース部]プラスチック
□備考:メダル側面に旋盤加工の切削痕アリ。削りは荒い。表面はプラ整形したものをハメコミ。



参考URL:
グロービートジャパンと平和神軍観察会の裁判(刑事)9(Brin de muguet)
平和神軍・グロービートジャパン裁判/第9回公判(平和神軍観察会vsグロービートジャパンの裁判記録)
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by seminar_blog | 2006-04-30 16:17 | Misc
強力な個性を持ったおもしろい人間 - Part3
 強力な個性を持ったおもしろい人間 - Part2 からの続きです。先にPart1、Part2をお読み下さい。

黒須英治:その法則(AIDMAの法則)に則って注意を引く為に軍服を着て、象徴的な事をやっただけの話であって
編集者:ふんふん
黒須英治:カルトがやったわけじゃないんですよ。我々の主張を見てみな、ようく勉強してみな、みんなそうじゃないって分かるから。
編集者:ええ、ええ
黒須英治:我々はみんな職業を持たせて働かせて、ね、稼がせながら、ね、ちゃんとみんな立派な家を持ってやってますから。こんな、そう、あんた、金取り上げたりそんな事は、誰もないじゃない。誰かいたら言ってこいよ、私に金巻き上げられてるって
編集者:今回の記事ではそんな事はかいていないんですけれども
黒須英治:だけど、そういう事をね、みんなが思っているわけだよ
編集者:ええ
黒須英治:そういう事実が違うって事を認識にいらっしゃいって言ってんの
編集者:そうですか。あのう、もう、いや、ちょっと、その必要性を…申し訳ないんですが
黒須英治:なんで必要ないんだよ。ね、そこが傲慢な姿勢なんだよ。君たちのね、それを暴力って言うの。人の悪口だけ書いといてね、我々は必要を認めませんてのは暴力だろう。ね、言論の暴力と実際の暴力ってのはイコールなんだよ、君。言葉でもって女の子がよく男を野次ったり、あんたは嫌いよなんて、殺されちゃうんだから。それだけ、言論てのは意味を持ってるわけだから。
編集者:そうですね
黒須英治:言論の暴力って、君は言論の暴力を使っているわけ、そうやって。ちゃんとこうやって、噛んで含めるようにさ、話をしているのに、その必要は無いとか、傲慢な姿勢。えっ、上から下までみんなそれがまかり通ってるんだ、今、日本に。傲慢な姿勢、無礼者。ね、上下のあれをわきまえない。ね、君の何百倍も税金払っているんだから、私なんか
編集者:ええ
黒須英治:君なんか安月給だから税金なんか払ってないだろう?
編集者:いや、税金は流石に払っておりますが
黒須英治:たいしたこと払ってないだろう
編集者:そうですね、安月給…
黒須英治:私は何億円て税金を払って国家の為に働いてるんだよ。うん。君ら無頼漢みたいな連中がだな、揶揄をしたり、からかうようなもんじゃないの。ね、君らの狂った頭を直すのが私の仕事だから。来るってんの、君たちは
編集者:なるほど
黒須英治:自分で暴力をふるっていてね、人に暴力をふるっていないと思う。テープに録ってる。何だって自分で暴力をふるっておいて、テープに録ってさ、何しようていうんだよ、な?
編集者:はい?
黒須英治:このテープを何回も聴いてみろって。私がどういう人間だかわかるから
編集者:ええ、じゃあ、了解しました。あのう、そのようにさせていただきます
黒須英治:どのうよにするんだよ?
編集者:え?その、テープを何度も聞かせていただきます
黒須英治:何度も聞かせて、どうすんだよ?
編集者:え、あのう、考えてみますので
黒須英治:ほんとに考えるのか?
編集者:ええ
黒須英治:考えるって事は、ああいう記事を出した以上、うちを取材しろって事を言ってんだからな
編集者:いやぁ
黒須英治:ああいう記事を出して中途半端に1回も取材に来ないで、ああいう記事を出したんだから、ね。平和神軍を取材しろよ
編集者:いやぁ、それとはちょっと違いますねえ
黒須英治:何で違うんだよ。正しい事を言えばいいじゃないか。俺が聞いた事を。それで初めて記事は公平性をたもつだろうが
編集者:なるほど
黒須英治:そうだろ?それをやらないっつうんだからどこまでも行くぞと言ってんだよ。社長にも会いに行くし
編集者:はあ、はあ
黒須英治:ね。こんな遊びでやってんじゃないんだから
編集者:ええ、もちろんです
黒須英治:人間はあらゆる、その前に誠意を持って話さないけないから、君ともはなしてるんだから。誠意を持って通じなければさ、どんどんこれは実力行使していく以外ないんだから
編集者:ええ、ええ
黒須英治:裁判かけたりね、会いに行ったりさ
編集者:なるほど
黒須英治:いろんな事をね、やらなきゃいけないんだから。そんな騒ぎをお望みですか?と言ってるの。ただあなた方は私に会って言った事をもとにして記事をね、取材に来て、ちゃんときちんとした記事を書けばいいんですよ。それだけの事言ってんだから
編集者:いやぁ
黒須英治:何も脅迫しているわけでも何でもないでしょう。その方がまた、みんなの、読者の注意も引いて面白いと思うだろうが
編集者:いや、どうでしょうか、そのう…
黒須英治:面白いと思うでしょう。みんな2(ツー)ちゃんの中で中杉弘ってどういう人間なんだと知りたがってんだから
編集者:いやぁ
黒須英治:それ、面白いでしょう、みんな。私は有名人だから
編集者:その…
黒須英治:何もヨイショしろとは言わないよ。ね、ヨイショしろなんて言っていませんよ。だけど、私は面白い人間だと自分で思っていますから
編集者:なるほど
黒須英治:ね、強力な個性を持ったおもしろい人間で、まともな事を言ってる人間なんですよ
編集者:ええ、ええ
黒須英治:だから仕事も真面目にやってるわけですよ。ね、そりゃいい加減にさ、そんな悪口で、もうね、構わないけどもさ、もう、花月が絡んでるからやめてくれと言ってんの
編集者:ええ、ええ
黒須英治:そうでしょ、花月だって今度あれだよ、君にも言うけども、12チャンネルで「ガイアの夜明け」に出るんだから
編集者:なるほど、ほう
黒須英治:そういう事も全部影響してくるんだ、こんな記事書かれると
編集者:ええ、ええ
黒須英治:向こうは心配して
編集者:なるほど
黒須英治:「大丈夫でしょうか?」と。右翼が絡んだ奴にね、そんなとこは載せたくありませんて、私は右翼じゃないからと。Yahoo!はわかってるから。Yahoo!は一切納得してその話は済んだけどもね。Yahoo!haちゃんと分かった上で、コラボレーションやってんでしょ、こいつと。何でそういう事書くんだよ、面白半分に。莫大な経済上の、ね、障害を働くんですよ
編集者:でも、その、裁判があった事は事実ですからね、それを書かせていただくのは、あくまで報道の一環ですから
黒須英治:報道の一環だって?君も奴等の仲間なのか?
編集者:いや、仲間とかそういうものではありませんが
黒須英治:紀藤がどういう人間だか知ってんだろうな?
編集者:いや、知りませんよ
黒須英治:知らないで、何で書くんだよ、そんな事を。あの、この間の法廷の時に、俺の顔写真に紀藤の悪口を言ったやつをベタッと張ってあって、俺の顔写真の下に紀藤の悪口書いた紙がさな、A4の紙がベタッと張ってあって、紀藤が発見して、何だそれで座って、裁判始まる前に大騒ぎになって記者会見やって、20名も集めて、「平和神軍がこれで私を脅迫してる」ってやったんだから。考えてみろよ、君。考えてみなさいよ。私たちは法を大切にしてるから訴えてるんだろ。法を大切にしてなかったらぶっ飛ばしちゃうよ、本当に
編集者:ああ、なるほど
黒須英治:あんな紀藤ごとき。法をy大切にしてるから、そういう手段をとらなくて、ちゃんと法に訴えてんでしょ。その法に訴えてる我々がさ、法廷を侮辱すること、すると思うのかね?えっ、そんな事を何でする?しかも、私の顔を、人がみんな踏む位置に。私の顔がみんなの靴で踏まれて、ね、そんな位置にうちの仲間だったら、そんな事するはずないでしょう、どう考えたって。検事はすぐわかったよ、これは紀藤の手口ですよと。新左翼なんかいつもこうやるんですよって。それで、やられたやられたって。何をやるんだよって、本当に。ね、そういう話なんだよ
編集者:その一件は別に我々の記事とは関係ない事ですから
黒須英治:関係ないけど、今さら何で書いてんだよ、そんな事、何の為に
編集者:その、紀藤さんがどうしたこうしたというのは、あの、関係ない…
黒須英治:じゃあ、何の為に裁判の事書いてんだよ?それじゃ、面白おかしく
編集者:えっ、こういった事実があったという事を
黒須英治:それを報道して誰、何の為にプラスになるんだよ
編集者:えっ、いや、世の中の為になると、あの、貢献を…
黒須英治:世の中の為になるはずが無いじゃないか、君。えっ、何の足しになるんだ?そんな事やって
編集者:いや、こういった事実があるというのは、あのう…
黒須英治:事実はあるけども、何の足しにもならないこともあるだろうが
編集者:いや、それを判断するのは…
黒須英治:事実を報道してると言いながら、花月を貶めているだろう。そんな話は通らんよ、君
編集者:じゃ、その…
黒須英治:事実を報道してると言いながら、花月はね、インチキ右翼と繋がってるように書き方、書いてんじゃないか
編集者:いや、その、平和神軍と花月が関係あるという事は、もう、その裁判でお認めになった事ですよね?いわゆる…
黒須英治:誰が?何なんだ、平和神軍なんて団体はありゃしないんだよ。何が関係あんだよ!バカ言ってんじゃないよ、君。私はいろんな会社、A社、B社、C社、その中に花月もあるんだよ。その他、私は宗教法人宝栄山妙法寺もやってるの。ね、それからハワイのイオンド大学、これは学校法人でやってるわけ。催眠研究会っていうのもやってんだよ。正理研究会っていうのもやってんの。その同じ次元に、ね、平和神軍ていうのがあるの。平和神軍てのは啓蒙団体なの。正理研究会ってのは真理を探究する団体なの。ええ、催眠研究会ってのは催眠と宗教の関係性を研究してるの。その関係で私は、サミット・ユニバーシティから博士号もらったの
編集者:はあ、はあ
黒須英治:ね、そういう事をやってる中に正理研究会ってのはあるんです、平和神軍ていうのが。事業と関係ないの、これは。その他大勢、10の団体になった中の1つなの、その他大勢の。それがどうして平和神軍がね、インチキ宗教団体が花月を経営してるの?
編集者:いや、その、持ってらっしゃるのは事実で…
黒須英治:平和神軍が持ってんじゃないだろう。私はみんなの会長なの、私はその経営してんじゃないんだよ。あれ、あれは取締役と社長が経営してんだから
編集者:ええ、ええ
黒須英治:株主が経営してんじゃないだろう、株式会社っていうのは
編集者:ただ、まぁ、株主のものではあるというふうに世間ではとらえて…
黒須英治:ものであるけども、経営は全部別だって事を書かなかったら、あれだろうが。だから君達はダメにしてるって事になるんだよ。そういう屁理屈を言ってると。面白半分で迷惑かけて、あれを読んだ人がラーメンみんな食わなくなったらね、50~60万部売れてんだろう?50~60万杯分が減るんだよ、売上が
編集者:なるほど
黒須英治:それと同時にね今度はね、上場にも関係してくるし、「ガイアの夜明け」にも関係して来るんだよ
編集者:ええ、ええ
黒須英治:ああいうウソ記事書かれると
編集者:いや、ウソ記事というのは…
黒須英治:だから来なさいよ、それじゃ。来て私の本当にここがおかしいだろうって、抗弁出来るかよ?君。君が来なければ行くぞと言ってんだよ、こちらで
編集者:ええ
黒須英治:来なければ行くんだよ。編集長と話つけ、社長も呼んでいくんだよ。強力な人脈を持ってますから、うちは
編集者:ええ、ええ
黒須英治:ね、それにもかかわらずちゃんと、こうやって君と、大社長である私が君みたいな下っ端記者と話をしてるんだよ、熱意を込めて。その熱意さえも感じらんないようなら、そうするぞと言ってんだよ
編集者:なるほど
黒須英治:上から行くぞと
編集者:ええ
黒須英治:うん。そういう事、わかんないの、君?人間てのはここまで誠意が分かれば喧嘩にならないの。誠意を分かんないから、女の子も殺されるんです。はい、あんたよりもっといい男が見つかったなんて、女が言ったら殺されるんです、これは。殺されてもしょうがないんだよ、その女は。そうだろ、今まで付き合った男がいてだな、新しい男が出来て、私はあの人じゃなきゃ感じないのって言ったら、カーッときて殺されちゃうだろ
編集者:そうですね、ただ…
黒須英治:それと同じ事なんだよ、君たちの方が
編集者:いや、殺す方が悪いんじゃないんですかね?その場合は
黒須英治:殺される方だって因果があるじゃないかな。物事、因果が無いのに子供みたいにね、子供の場合はやる方が悪いけど、普通、男女の関係なんかで殺し合いになるっていうのは、女が悪いんだよ。男をバカにするから、そういう事になっちゃうの。暴力を振るうから、言葉の。言葉の暴力ってのはね、本当の暴力を呼び込むの
編集者:ええ
黒須英治:その両方言わないからダメなんですよ。相手の心を大切にしましょうと。同じ別れるにしてもだよ、それはちゃんと相手が別れたら相手が傷つく、それを傷つかないような、上手に時間をかけて別れるって事がオトナのやる事だろう
編集者:ええ、ええ
黒須英治:それを、もうあっちが好きになっちゃった、途端に犬コロじゃあるまいしさ、ポイッてやったら殺されちゃうんだよと。そうだろう?そういう事が分かる人間になんなきゃダメなのよ
編集者:なるほど
黒須英治:それが真人間て事なんだよ。記事に書いてもいいから、ちゃんとこれをね、後でフォローして、相手の言い分があったら、これをここでフォローしようっていうふうに考えて、両方読者を喜ばせてあげるような事を考えなかったら、一人前の記者になれないだろう
編集者:ええ
黒須英治:今、自分は書いたからそれでいいんだみたいな、文句があったら何でも好きでもやってくれみたいなね、そういう暴力を振るうんじゃないよと言ってんの
編集者:ええ、ええ
黒須英治:真人間にならなきゃ、私みたいに100億の社長にはなれまんせんよ、言っとくけど
編集者:なるほど

~略~

黒須英治:私みたいな人になったら、幾らだってそんなつてはあるんだから。君の会社よりも僕の会社の方が大きいんだから
編集者:そうですね
黒須英治:10社持ってんだから、僕は。えっ、本当なんだよ
編集者:ええ、ええ
黒須英治:だからそんなゴミみたいな出版社なんてさ、相手にしてないんだけども。ゴミなんだよ、出版業なんてのは、人の悪口言って飯食ってんだから
編集者:ええ、ええ
黒須英治:人の事を批判できる立場じゃないの
編集者:ええ
黒須英治:だから面白いことを売ってんならいいけども、ちゃんと、相手が迷惑被った言ったならば、フォロー出来るような事を考えて仕事しなさいと言ってんだよ
編集者:はい、はい、ええ、なるほど
黒須英治:ね、そのフォローの仕方もカネ出せなんて、僕言ってないんだから。記事を書きなさいと、それでいいでしょうって言ってんだから
編集者:う~ん、そのう…
黒須英治:マスコミってそうだろ、人の悪口わーっと言ってさ、それでわーっと乗っけてさ、今度はそうじゃなかったって降ろして、両方でもうけんだから。ええ?あるいは、人の事を褒めといてわーっと言って、後から悪口言ってわーっと落としてさ、言って帰って設けるんだから。君らもそういう手法を使えばいいでしょうよ
編集者:いや、そういうわけ…
黒須英治:悪いこと、悪口言ってわーっと言ったらね、今度はもう1つの真相ってやってさ、また両方売れるじゃないの。事業家だから、そういう事まで考えてあげてるの
編集者:ははは…。ありがとうございます
黒須英治:ねえ、君の頭と私の頭は違うんだから
編集者:ええ、もちろん
黒須英治:ね、違うんだったら、私の事をもっとね、尊敬しなさいよ、ほんとに。それが分かってないんだよね、今の連中ってのはね。レベルの違いなのに意見の違いだと思うわけよ。君と私はね、レベルが違うの
編集者:そうでしょうね
黒須英治:そうでしょう、君はこれから私の年まで、64まで生きられるかどうかわからんだろう?
編集者:そうですね。
黒須英治:私は64まで生きてきてるんだから
編集者:ええ、ええ
黒須英治:考え方も違うし、事業も成功してるし。ね、だからレベルが違うんですよ。うん。それをレベルの違いに気が付かなきゃダメなんだよ。単なる君の、若者と意見が違うんじゃないんだよ。今の奴は意見が違う人と思うんだよ。こっちは教えてるのに、教えられてる自覚が無いわけよ
編集者:なるほど
黒須英治:だから成長しないわけよ。これは、もうだkら、誰に会ったって、ねえ、100億の事業家に会えば、君が会えば、得る事は有っても無い事は無いんだよ。いろんな事、教訓になる事、色々あるなって思うはずですよ。そうでしょ?
編集者:ええ
黒須英治:悪いことやってかね稼いでんのは君の方だよ
編集者:ええ
黒須英治:私は良いことやって税金稼いでんのよ。うん、そういう事なの。私は恐ろしい人間でもなきゃ何でもないけど、筋だけは通してもらいたいねって言ってんの
編集者:なるほど
編集者:ただですね、あのう、大変申し訳ないんですが、やはりですね、あのう、人の事をゴミとか仰るような方とは、ちょっとお会いしたくないんですよ
黒須英治:誰が?何が?
編集者:会長が
黒須英治:だって、わけわかんない事言うから、ゴミって言われるんだよ。言葉の暴力に対して言葉で言ってるだけだから
編集者:ええ、ええ
黒須英治:君の方が先に暴力を振るってんだから
編集者:ただ、その、お会いする必要は、あの、感じませんので。申し訳ありませんが
黒須英治:じゃあ、君はそう言うんだな。もう社長に会えばいいんだな?
編集者:ええ
黒須英治:分かったな。君はそういう事を言った、最後に言ったんだな
編集者:ええ
黒須英治:会う必要が無いと言ったんだな?
編集者:はい
黒須英治:よし、じゃあ、社長に会います
編集者:はい
黒須英治:はい

テープは以上です。


 今回の公判は、初めての被告人尋問だったのですが、弁護士と打ち合わせが充分ではなかったのか、とっちらかってるという印象でした。
 警察の調書が、次瀬氏の意に沿わない形で作られた事の証明が目的だったと思われますが、どこまで裁判官に伝わっていたかは微妙です。警察調書の妥当性を崩す為に尋問は行われていましたが、終始「恐怖を感じた」という主観的な主張な為、妥当性が崩れることは難しいのではないかと思います。
 しかし、刑事裁判において、調書の妥当性が崩れることはまずなく、今回の尋問は、形式的なものだという事です。

 テープの再生も、期待していた、全編が法廷に流れる、というものではなく、一部を飛ばしながらの再生だったので、少し残念でした。
 しかし、英治氏が花月を代表してクレームをつけているという事、強い口調で恫喝するようにクレームをつけているという事は、充分にわかりました。また、グロービートジャパンに上場の話が来ていると言っていましたが、これはインサイダー情報になり違法な行為ではないのでしょうか?株式に関する法律に詳しくないのでよく分かりませんが…

 次回期日も被告人尋問が行われます。検察側からの尋問も予定されています。また、次々回以降、グロービートジャパン社の代表取締役副社長・鶴見氏の証人尋問も予定されているようです。

 次回期日:4/25(火) 13:30~16:30 東京地裁第426号法廷

参考リンク:
逝き逝きて神軍 平和神軍観察会
グロービートジャパン(らあめん花月)・日本平和神軍事件の公判レポート(弁護士山口貴士 大いに語る)
グロービートジャパンと平和神軍観察会の裁判、第8回その1(悪徳商法?マニアックス)
名誉毀損:橋爪研吾 ついに平和神軍を傍聴したが…(霞っ子クラブの裁判傍聴記)
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by seminar_blog | 2006-03-26 23:36 | Misc
強力な個性を持ったおもしろい人間 - Part 1
 3/22に「平和神軍観察会名誉毀損事件」の傍聴に行ってきました。

 以前の傍聴記は
 http://sdseminar.exblog.jp/2260333
 http://sdseminar.exblog.jp/2608465
 http://sdseminar.exblog.jp/2875456/

 今回の公判から、WEBサイト「平和神軍観察会」管理人である被告人・次瀬徹(ハンドル)氏への弁護側からの尋問です。

 まずは、民事訴訟の時には、ブロービートジャパン社と平和神軍の関係は事実でありWEBサイトの表現は過激ではあったが違法性は無い、と主張していたが警察の調書では、名誉毀損を一部認めている部分があるのはどうしてか?という質問がされました。これについて、「いきなり警察に呼び出され、逮捕されるのではないか、という恐怖感があり、警察の言うがままに供述してしまった」と答えました。

 平成15年10月4日午前9時に、次瀬氏に荻窪署から「グロービートジャパン社から名誉毀損として刑事告訴されている」と午後3時に出頭するように、呼び出しの電話がかかってきました。
 次瀬氏は、最初、警察からの電話という事で動揺して、「行きます」と答えましたが、落ち着いてから「弁護士に相談するので、キャンセルします」という電話をかけます。しかし、警察の方は「今日来てくれなければ、逮捕しなくてならなくなる」と答え、キャンセルを認めませんでした。
 次瀬氏は取り調べの中で担当の刑事から、
 ・グロービートジャパン社が告訴状を平成14年には既に出していた。
 ・警察には、黒須英治氏や民事原告(グロービートジャパン社)側弁護士から再三、早く次瀬氏を逮捕するようにと圧力かかっており、警察は、その圧力に耐え切れなくなって次瀬氏に出頭を求めた。
という事を知らされたようです。
 取り調べは、木村刑事とベテランの刑事の2人が担当したようです。

 次瀬氏は、WEBサイトを運営していくにあたり、ネット上で
雑誌「Title」の記事
平和神軍のWEBサイト
雑誌「新潮45」の記事
求人雑誌「B-ing」に掲載された求人広告
等を集めたり、
加藤店長から次瀬氏へのメール
平和神軍から次瀬氏への脅迫メール

という情報を集めています。
 また、ネット以外では、
黒須英治の説法テープ
グロービートジャパン社のリービングシステムのパンフレット
等を集めています。
 しかし、調書には、「ネット上で調べるのが関の山」という事が書かれています。これについて、「何故、このように書かれているのか?」という質問がされ、次瀬氏は「警察が勝手に書いた」と答えています。

 警察の言うとおりに供述しないと逮捕される、という恐怖感があり、意に反して名誉毀損をしたという事を認める形になってしまったようです。
 取調べの最中には、ベテラン刑事から「事実であろうが名誉毀損だ!検察に送らなければならない!」と声を荒げて言われたり、木村刑事から「捜査に協力してくれないと不味い事になる」と言われたようです。

 取り調べは午後3時から午後7時まで続きました。
 取り調べの後半、木村刑事は友好的な態度に変わり、次瀬氏の話を聞いてくれて、グロービートジャパン社と平和神軍の関係性を認めてくれたり、「心情的にはあなたの味方」「平和神軍とは関わらない方が良い」「落ち着いたら引越したほうが良い」等と言ってくれたようです。
 また、「何かあったら連絡してくるように」と、木村刑事の携帯電話の番号を教えてくれたようです。

 平成15年10月19日にも取り調べが行われ、供述調書はその時に作られたようです。時間は、午後3時から午後9時まで。
 木村刑事が書いたその供述調書の中に「間の抜けたカルト右翼~~」という文言があるのですが、このような事は、WEBサイトにも記述が無く、取り調べでも言っていなく「警察が作った言葉」と次瀬氏は答えました。供述調書を作成した際に読み聞かせもありましたが、やはり、逮捕に対する恐怖感が強く「訂正をする雰囲気ではなかった」ようです。

 検察での取り調べでは、名誉毀損を否定しています。この事については、「検察からは『逮捕』という言葉を聞いていない」から、警察での取り調べの時のように恐怖感を感じなかったようです。

 次瀬氏は平和神軍とグロービートジャパンに関係性・一体性があると、英治氏と話し合いをして確信したようです。
 英治氏が、次瀬氏の代理人を務める紀藤弁護士の事務所に、グロービートジャパン社の代表として訪れ、「ホームページの記述を消さなければ民事・刑事で訴える」「私しか取り下げられない」と告げ、また、「私には逮捕歴がある。このままでは君もそうなる」と脅しとも取れる事を言ったようです。
 グロービートジャパン社と次瀬氏の紛争であるのに、「何故、英治氏が来たのか?」という疑問がありますが、英治氏から話し合いの申し出があったようです。また、グロービートジャパン社の顧問弁護士・門西弁護士からも「英治氏がグロービートジャパン社の代表と考えて良い」と言われたようです。

 ここまでが休憩前までの内容です。休憩後に、各所で話題になっていたテープが法廷で再生されました。
 長くなりそうなので、続きは次のエントリーに書きます。
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by seminar_blog | 2006-03-24 00:33 | Misc
傍聴席に“萌え”はあるか?
 そんなわけで、「平和神軍観察会名誉毀損事件」の公判を東京地裁で傍聴した後、新宿で別の傍聴をしてきました。
 新宿のライブハウス「ネイキッドロフト」で行われたトークイベント「裁判傍聴のススメ2」というイベントです。このイベントは観客を傍聴人、開場を入廷、開始を開廷と称しています。

 出演者は、
  阿曽山大噴火(大川興業)
  今井亮一(交通ライター)
  礼田計(交通ライター)
  ゲスト:
  霞っ子クラブ(女の子だけの傍聴人集団)[ユキ・たー・毒人参・mi]
  篠田博之(月刊「創」編集長)

 イベントは2部制になっていました。
 第1部は出演者3人の居酒屋っぽいトークからスタート。それぞれの印象に残った裁判の事等を語り合う。途中でお店のスタッフにお酒を注文したりと、砕けた感じがサイコーです☆
 傍聴席は大入り満員で、傍聴人はお酒の注文もままならないというのに…
 3人が一通り語った後、最初のゲスト・霞っ子クラブの皆さんが登場しました。
 いつも霞っ子の傍聴記は読んでいるのですが、実際にお会いした事は無く、どんな人達なんだろうと妄想していたらフツーの女の子達でした。浮つき具合がとてもステキです(笑)
 霞っ子クラブの4人を加えてトーク再開です。
 実は強姦、しかも輪姦事件が好きだの、有栖川ゆうこりんは悪い意味での杉田かおるのようだっただの、岡村ちゃんは汚くなっていただの、普通の傍聴記では読めないような話が盛り沢山です。(霞っ子の傍聴記では読めます)
 霞っ子の法廷画も公開されました。法廷画なのに、何故か被告人の絵よりも裁判長の絵が多いです。彼女たちは裁判長マニアです。
 トークでは、裁判長は裁判中に寝るのが上手いとか、書記官は下手だとか、事件以外の見所の解説をしました。

 第2部はゲストの篠田博之編集長が、宮崎勤死刑囚についての話をしました。本を出版されたばかりなので、この話が目当てで来た傍聴人が多かったのではないかと思います。
 報道では伝わってこない宮崎勤の人間性や性格等、とても興味深い話でした。
「かっぱえびせんの何味まで指定してくる」
「本は1回に何十冊も頼まれる」
「マンガは通好みが好き」
等、長年、宮崎勤と交流がある篠田編集長でしかわからない話が盛り沢山です。
 宮崎勤の事件当時の家は、僕の住んでいる所から遠くない所にあって頑張れば自転車でも行ける距離です。宮崎勤が逮捕された時は、友達と自転車で家を見に行きました。
 そんな思い出もあるので、話が聞けて良かったです。
 他にも、砒素カレーの林真須美被告についても話をしました。

 トークライブの最後は出演者からのプレゼント大会です。
 希望者がじゃんけんをして、勝ち残った人がゲットできるというシステムです。
 僕は、あっさり負けました…。礼田さん提供のオービス写真集が欲しかったのに…_| ̄|○

 今回のイベントは、全体的にはとても面白く楽しかったのですが、進行がメチャクチャだったような気が…
 一応、進行表らしきものがあって、進行役の阿曽山さんがしきっていたようですが、最初から進行表無視?皆さん、話したい事が沢山あったみたいで、話し出すと止まらない(笑)
 杓子定規にきっちりやってもつまらないイベントなので、これはこれでアリだと思います。
 テレビ屋をやっている友達は、自分の結婚披露宴の進行表を秒刻みで作って、周りから顰蹙を買っていました(笑)

 第3回も企画されているようなので、また傍聴してみようかと思います。
 今度は、もう少し広いプラスワンでお願いしたいです。

#霞っ子の文体を真似て書こうとしたのに出来てない事は秘密です。
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by seminar_blog | 2006-03-01 01:40 | Misc
社長 LAST GIGS
 2/27に東京地裁426号法廷で「平和神軍観察会名誉毀損事件」の公判が行われました。今回は、グロービートジャパン社長・黒須伸一氏に対する証人尋問の最終回です。

以前の傍聴記は
http://sdseminar.exblog.jp/2260333
http://sdseminar.exblog.jp/2608465

 まずは前回、弁護側から出された宿題の回答から始まりました。
 宿題の内容は
・2002年~2005年の年あるいは年度毎のグロービートジャパンからの黒須英治氏に対する報酬額
・グロービートジャパンからの黒須英治氏に対する報酬以外に支払っている名目及び金額
・グロービートジャパンとユナイテッドジャパン及び日経企画(共に黒須英治氏(平和神軍)が関係ある会社)の取引内容

 黒須証人はメモをしてきた紙を見ながら報酬額を答えました。
  2002年度:約5900万円
  2003年度:約2800万円
  2004年度:約2900万円
  2005年度:約3800万円
 1円単位まで細かく答えました。
 名目は給料との事。英治氏はグロービートジャパンで仕事をしていないのに給料名目であるというのはどういうことだ、という疑問が出ましたが、会社設立時、黒須証人も副社長の鶴見氏も会社経営の素人で、出資してもらった英治氏に対する株式配当のやりかたがわからず、「配当の代わりに給料という形にした」と答えました。「本来ならもっと払うべきだ」とも証言しました。給料名目以外にグロービートジャパンから英治氏へ渡っている金銭は無いようです。「給料」は一括で払うのではなく、月毎に払っているようです。
 黒須証人と英治氏では、「どちらの給料が多いか?」という質問に「私のほうが多い」「2倍まではいかない位」と答えています。黒須証人と鶴見氏は同じ位の額を役員報酬として得ているようです。
 英治氏のグロービートジャパン以外からの収入は「知らない」と答えています。

 グロービートジャパンと日経企画の取引は2002年度には既に無いようです。2002年には日経企画が無くなっていた為だと答えました。「日経企画がいつ頃無くなったか?」という質問には「覚えてない」と答えました。
 ユナイテッドジャパンとの取引額は
  2002年度:約1億6900万円
  2003年度:約9800万円
  2004年度:約9500万円
  2005年度:約1億3400万円
 これも、英治氏への報酬額と同様に1円単位まで細かく答えました。

 グロービートジャパンは警察へ被害を届け出た時に、被害を証明する資料として納税証明書を提出しています。WEBサイト「平和神軍観察会」から誹謗中傷を受けた為に収益が下がった証明としての資料です。
 しかし、弁護側が出した証拠(帝国データーバンクのデーター)では、
  2002年度9月期:42億円
  2003年度9月期:50億円
  2004年度9月期:51億円
と、売り上げは上がっています。
 これに対して、黒須証人は「売上減少とはフランチャイズ店から会社へ上がる利益の減少のこと」と答えました。「平和神軍観察会」に平和神軍とグロービートジャパンが関係あるよう書かれたので新規のフランチャイズ契約が取れなくなった、という主張です。
 つまり
e0052125_14584966.jpg
こういう予測を立てていたのに「平和神軍観察会」の影響で

e0052125_14592381.jpg
こうなってしまった、
という事でしょう。
#数値に根拠はありません。グラフを作る為に適当に入れました。
 「しかし、全体として売上は増えていますよね?」という質問に対しては「直営店の売上も含まれている為」と答えました。
 納税額が減少するのは、売上が少なくなることだけが原因ではありません。経費等が増えれば納税額も減少します。実際、グロービートジャパンは2002年に現在の本社建物を2億4000万円で購入しています。この事を弁護側に「これだけ支出があれば納税額も減るのでは?」という質問に「借入金で買った」と答えています。「借入金ならば、利子は損金になるので税金は控除されるのでは?」という質問に「その通りです」と答えています。
 納税額だけでは売上が減少した事の証明にはなっていません。
 「売上が伸びているのに納税額が減っているのは何故か?」という質問に「税理士ではないのでわからない」。「納税額は(社長として)関心の対象」であるが「納税額が減っているのは気にならなかった」とも答えています。
 会社全体の売上は減っていないが、新たなフランチャイズ契約を断られるのが会社として直接の被害であり、「それを裏付ける具体的な数字が納税証明書である」と答えています。
 また、2002年のグロービートジャパンの社内報(民事控訴審でグロービートジャパン側から提出された物)のコラムで、黒須証人自身が、「2002年は狂牛病やワールドカップ等の影響で外食産業はダメージを受けた。花月も例外ではない」という趣旨の事を書いています。弁護側からの「売上が落ちたのは平和神軍観察会の影響ではないのか?」という質問に「それもあった」「わざわざ社内報に書く事ではない」と答えています。「社内報は社員やアルバイトに『頑張りましょう』というメッセージを伝えるもので、わざわざ裁判がどうのと書く必要は無いと(私は)思う」とも答えています。

 グロービートジャパン(花月食品)と平和神軍の関係(平和神軍総督・中杉治(黒須英治)氏と花月食品社長・北条晋一(黒須伸一)氏が親子である)の関係が一部マニア以外に関心を持たれたきっかけは、インターネット上の掲示板にらーめん花月仲木戸店店長が告発文を書いた事でした。
 仲木戸店店長は平和神軍との関係を本社に問い合わせています。その事について「仲木戸店店長から問合せはありましたか?」という質問に「わからない」。「報告はありましたか?」という質問には「報告はあった」と答えました。「報告に対してどのような指示を出したか?」という質問に「自分で行って話しをすると言った」と答えています。
 仲木戸店には、黒須証人が1人で車で行った所、「現地には鶴見氏を含めて役員が2~3人位いた」と証言しています。
 「何故、直接仲木戸店へ行ったのか?」という質問に「被害のはしりであり、心配して問合せてくれたのかと思い、店に行って説明する為」と答えています。「どのような説明をしたのか?」という質問に「「当社とは関係無い。安心してください」「東京ではそのような噂は無い」と説明した」と答えています。
 英治氏は仲木戸店に恫喝するような電話をかけています。「誰が英治氏に伝えたのか?」という質問に「誰かが伝えた」と答えています。

 「「平和神軍観察会」による風評被害はいつ頃からあるのか?」という質問に「ホームページが出来た頃から」と答えています。2001年~2002年頃から利益が減少し「役員報酬が減った」とも答えています。
 
 グロービージャパンの持つ不動産に東京中野の永田ビルがあります。永田ビルには平和神軍とイオンド大学が入居しています。その事について弁護側から写真を見せながら「永田ビルにイオンド大学と平和神軍は入っていますか?」という質問に「知りません」と答えています。

 今回は、検察側からの尋問もありました。
 「グロービートジャパンの株主比率に変化はありますか?」という質問に「黒須英治が51%から30%になった」「先々週の金曜日に21%を私と鶴見が買い取った」と答えています。この事について、後から弁護側からも「1株いくらで買い取ったのか?」という質問があり「覚えていない」「総額で億単位」と答えています。「全て買い取りたいが資金調達が出来ていない」とも答えています。
 英治氏がブブカ編集部に電話した事については、「後から(多分、役員)に聞いた」と答えています。「電話するように依頼しましたか?」という質問に「私が記憶している限り知らない」という答え。「英治氏は何故電話したのか?」という質問には「わkらない」「グロービートジャパンと本人の名誉があるので(電話を)したのでは?」と答えています。また、電話したことは「迷惑だった」とも答えています。
 この電話の件で英治氏と「喧嘩になったか?」という質問に「多々ある」と答えています。「直接行動に出るのでやめて欲しい」とも答えています。
 「最後に何か言いたい事がありますか?」と聞かれ、「自分の知らない所(2ちゃんねるやNifty等のネット)で行われている論争がグロービートジャパンに飛び火している」「外食産業・フランチャイズ経営で頑張ってやっているのに、思想で議論ですればいい事が何故当社に飛び火してくるのか」「思想団体が会社経営をする事は普通に考えておかしい」「この裁判を『平和神軍事件』と書くのはおかしい。憤りを感じる」との趣旨の事を述べました。

 裁判官からの尋問もありました。
 「英治氏の収入について、(裁判以外で)問合せはありましたか?」という質問に「無いと思う」と答えました。
 「フランチャイズ加入段階で自宅を担保に入れさせる事はありますか?」という質問には「無い」という答えでした。
 「平和神軍観察会」の記述で「あなたが花月食べたラーメン代の4~5%が駆ると右翼の収入になる」という意味の文言がありましたが、「そのような事実はありますか?」という質問に「ありません」という答え。「グロービートジャパンやフランチャイズから平和神軍にお金が流れる事は無い」とも答えています。
 「英治氏の収入のラーメン代からの割合は?」という質問に「フランチャイズ200店の総売上は100億円近くあるので1%にも満たない」と答えています。
 「英治氏が平和神軍の活動をしている事実はありますか?」とい質問に「ネット上での思想論争のみだと思う」。「平和神軍は右翼団体だと思いますか?」には「右翼ではないと思う」「カルトではないと思う」「本人は三島由紀夫の『楯の会』にあこがれているだけ」「精神の軍隊です」との答え。精神の軍隊については「実体が無いからネット所で活動しているのではないか」とも答えていました。
 「英治氏が宗教ブローカーをしていた事実はありますか?」という質問に「売っていたかどうかは知らないが、ブローカーという(悪印象を与える)言葉を使うのは示威的である」と答えました。
 「『平和神軍観察会』に書かれた事による被害は?」という質問には「フランチャイズ契約が流れた」。「従業員の採用には影響はあったか?」という質問には「若い人は最初にネット調べるので、グロービートジャパンを検索するとグロービートジャパンのホームページのすぐ下にこの裁判について書かれた記事や2ちゃんねるが出てくるので、最初から候補から外される」「最終選考に残ってもネット上の情報知って辞退する人が多い」「採用については大きくダメージを受けている」と答えました。
 新卒採用をした社員は4~5年の期間で毎年4~5人が辞めているようで、退職する理由はネット上の情報であるとも答えていました。
 「フランチャイズ契約や従業員採用以外での被害はありますか?」という質問には「裁判の事をネットで書かれている」「二次被害である」と答えていました。
 「平和神軍観察会」の記載について弁護側からは「ホームページを見た事はあるか?」という質問が出ましたが「見た事は無い」という答えでした。また、「ホームページは平成14年に閉じているのは知っていますか?」という質問が出ましたが、黒須証人は知らないようでした。「パソコンを使い出したのは1年程前から」だそうです。
 裁判官から「被告にはどうして欲しいか?」と聞かれ「何故、関係の無い会社に対して誹謗・中傷をするのか。厳罰に処して欲しい」と訴えました。「英治氏が経営に関わっていないと反論はしないのですか?」という質問に「火に油を注ぐだけだからやらない」と答えました。


 とりあえず、心配した宿題は忘れずにやってきてくれました。前回は英治氏への報酬は「平均2000万円」と言ってましたが、実際はそれをはるかに上回る額でした。名目も「色々なケースがある」と言っていましたが、実際は給料名目だけです。
 英治氏はグロービートジャパンで仕事をしていないようなので、給料名目で金銭を支払っているという事は脱税の疑いがもたれます。

 今回は前々回・前回と比べて証言拒否の頻度は少なかったのですが、弁護士の質問に食って掛かったりして素直に証言をしているようには見えませんでした。質問の内容を事あるごとに「レッテル付けだ」と言い、裁判長に「このような質問の仕方はおかしい。答えなければいけないのか」と訴えていました。
 裁判長は審理に重要だと思われる事柄については証言をするように促して、証言をさせていましたが、いくつかの質問には証言拒否を認める部分もありました。
 また、黒須証人は弁護士の質問に対して1度だけ「異議があります」と発しましたが、証人は異議を唱える事が出来るのでしょうか?
 法廷慣れしたのでしょうが、かなり饒舌になっていましたが、肝心なところははぐらかすような答え方でした。

 名残惜しいですが、黒須伸一氏が証人として出廷するのはこれで最後です。次回期日は被告人質問です。証人尋問でも何度か質問があった、英治氏がブブカ編集部にかけた電話の録音テープが全編(約1時間)、法廷に流れます。

次回期日 3/22 13:30~ 東京地裁第426号法廷

参考リンク:
平和神軍観察会 逝き逝きて神軍
平和神軍・グロービートジャパン裁判は、大荒れ(悪徳商法?マニアックス)
グロービートジャパン(らあめん花月)・日本平和神軍事件の公判の傍聴をお願いします(弁護士山口貴士大いに語る)

2ちゃんねる現行スレッド:
【FC】グロービートジャパン・ラーメン花月
【嵐・寅】花月総合スレ 16【銀次郎・CHABUTON】
日本平和神軍ってどうよ?
イオンド大学イオンド大学イオンド大学イオンド大学
イオンド大学日本刀学科
【自由学位】株式会社イオンド大学 7【ゼニゲバ】
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by seminar_blog | 2006-02-28 23:39 | Misc
証人の真骨頂 ~失われた記憶とネットに渦巻く陰謀~
 1/27に東京地裁425号法廷で「平和神軍観察会名誉毀損事件」の公判が行われました。今回も、前回に引き続きグロービートジャパン社長・黒須伸一氏に対する弁護側からの証人尋問です。

 この事件の争点は、「平和神軍観察会」の記載内容の真実性です。平和神軍とグロービートジャパンの関係を明らかにする為に、弁護側は証人として黒須伸一氏を呼び証人尋問を行っています。前回の公判では、黒須伸一氏は殆どの質問に「知らない」「覚えてない」を繰り返すばかりか、最後には「ネットに面白おかしく書かれるから答えたくない」という証言拒否をしました。裁判長もそれを認めるような発言をし、弁護側から苦情が出ました。今回の証人尋問でも証言拒否をするのか、した場合、裁判長はどのように扱うのかが注目されました。

 最初の質問には、黒須証人の奥さんについてでした。名前・旧姓等を質問なのですが、黒須証人は「プライバシーに関わる事なので答えたくない」との答え。また、検察側からも、「本件に関係の無い事」として異議が出ました。弁護側からは質問のを変えて、「平和神軍の機関紙「正理」の奥付に奥さんの旧姓が編集者として記されているが、知っていましたか?」という質問。これに対しては「知らない」「はじめて見た」という答えでした。しかし、休憩を挟んで再開した時に「勝手に名前を使われている」とも発言しました。
 「正理」には、隊士募集の記述があるのですが、それを見ても「まだ英治氏の頭の中にあるだけ団体だと思うのか?」という質問には、「思います」。「正理」に記載されている「士官学校」の住所を示して、「グロービートジャパンが所有している「花月荘」の住所が同じか?」には、「花月荘の住所は知らない」。「もし同じだったらどう思いますか?」には「仮定の質問には答えられない」という一連のやり取りの後、花月荘の登記簿を見せて、士官学校と同じ住所である事と所有者が花月食品になっている事を示したのですが、黒須証人は「自社所有の物件かわからない」という答えでした。
 また、「正理」について表紙は見た事はあるというので、「いつ見たのか?」「どこで見たのか?」「誰に見せてもらったのか?」「どのような状況で見たのか?」という質問が出ましたが、その全てに「覚えてない」という答えでした。また、この「正理」について「機関紙とは思わなかった」とも答えています。
 黒須証人自身は、平和神軍やイオンド大学のイベントや式典には参加した事が無いようです。花月荘で行われている事も「知らない」と答えていました。
 イオンド大学が博士会館として使用している「城ヶ島クラブ」という宿泊施設があります。ここのFax番号と花月荘のFax番号、イオンド大学のFax番号が同じ事に付いても「知らない」という答えでした。

 前回の証人質問で証言拒否をした英治氏へのグロービートジャパンからの報酬について、今回も質問がありました。黒須証人は最初はやはり「ネットで書かれるから答えたくない」と拒否をしましたが、裁判長は以下のような判断をし証言するように促しました。
・裁判所は証人の権利を守らなければならない
・証言する事により、証人が言うように証人に不利益が生じる事があるのは理解できる
・しかし、証人には質問に答える義務があり多少の不利益が生じることは仕方がない
・英治氏に報酬がいくら支払われているかは、平和神軍とグロービートジャパンの関係を明らかにする上で重要な事柄である
・知っている事を証言して欲しい

 前回の全面的に証言拒否を認める判断から大きく前進しました。
 これを受けて、黒須証人は「年間平均2000万円」と答えました。「平均という事は年度によってばらつきがあるのか?」という質問には「そうです」と答えましたが、「具体的に2002~2005年(度)の報酬は?」という答えに「覚えてない」という答えでした。「覚えてないなら何故平均がわかるのか?」という質問には「平均は平均だから」という禅問答のような答えでした。裁判長からも「平均という事はある年は2000万円以下である年は2000万円以上であると考えられるが、そのばらつきは大きいのか小さいのか?」と質問され、「小さい」という答えでした。
 「英治氏はグロービートジャパンで仕事をしているのか?」という質問には「していない」という答え。しかし、年間2000万円が支払われています。「株式配当という名目か?」という質問には「株式配当はしていない」。「では、どのような形か?」には「色んなケースがあるから覚えていない」という答えでした。
 「英治氏に金銭を支払う決済をするのは誰か?」という質問には「覚えてない」。「金額を決めるのは?」には「取締役会」。「取締役会で報酬の議題を出すのは誰か?」には、やはり「覚えてない」という答えでした。
 裁判長からも「取締役会で金額を決めるのか、英治氏から『今年はいくらくれ』という話があるのか?」という質問が出て、それに対して「取締役会で決める」と答えました。
 弁護側から、次回期日までにそれぞれの年度の報酬等を調べて答えて欲しい、と黒須証人に申し入れ、検察側から「証人には調査義務はない」という異議が出されましたが、弁護側は「記憶喚起の為であり会社に戻ればすぐにわかる事であるから調査とは言えない」と主張し、裁判長もそれを認めました。
 次回期日までに調べて貰う事は
・2002年~2005年の年あるいは年度毎の報酬
・報酬以外に支払っている名目及び金額
・グロービートジャパンとユナイテッドジャパン及び日経企画(共に黒須英治氏(平和神軍)が関係ある会社)の取引内容

です。
 黒須証人は最初は拒みましたが、裁判長から裁判を進めるのに必要ある旨を告げられ、「わかる範囲で調べて下さい」と言われ承知しました。

 「英治氏とはどれくらいの頻度で会っているのか?」という質問に「わからない」という答え。「(多いとか少ないとか)感覚的には?」には「感覚では答えられない」「週1回程度」。「会っている時間は?」「直近ではいつ会ったのか?」という質問にも、それぞれ「覚えてない」と答えました。
 黒須証人は3階建て家を持っていて、黒須英治氏の家族や弟の家族と同居しているのですが、それについて「台所やリビングルームはいくつあるのか?」という質問には「プライベートのことであり、ネットに書かれるから答えたくない」と発言しましたが、これも裁判長から再度質問され「3世帯住宅であり、それぞれ台所やリビングルームは別になっている」と答えました。この質問は、同じ家に住んでいて週に1回程度しか会わないというのはどういう事なのか、という意図です。英治氏から家賃を貰っているとも答えていました。

 「グロービートジャパンに英治氏からの借入金はあるのか?」という質問に「無い」という答え。「英治氏は花月食品の設立資金を出しているか?」という質問には「出してもらった」。「割合は?」には「覚えてない」。「見返りは求められなかった」とも答えていました。「花月食品を作る前に黒須英治氏に相談した事はあるか?」という質問には「無い」という答え。「設立の打ち合わせに出席していたか?」という質問にも「出席していない」と答えました。「最初の役員の選考基準は?」「誰が選考したのか?」という質問にも「覚えてない」と答え、「定款は誰が作ったか?」という質問には「覚えてないが他の人間の頼んだ」と答えてました。
 「花月食品を創める時に平和神軍の関係者に手伝ってもらったか?」という質問には「覚えてない」。「(出資している)黒須英治氏から取締役しろという要求はあったか?」という質問には「無かった」と答えています。
 「取締役の任期は何年か?」という質問にも「わからない」という答え。「(設立から役員の交代が何度かあるが)英治氏はたずさわっているか?」という質問には「たずさわっていない」という答えでした。株主総会を開いても英治氏は出席しないが、「委任状は無い」という事です。また、「株主総会を開く前に英治氏に話を聞くことはあるか?」という質問には「無い」。「株主総会の報告をするか?」という質問には「覚えてない」と答えました。

 この裁判の事が雑誌「月刊ブブカ」に取り上げられたのですが、その事についても質問がありました。
 「雑誌を見たか?」という質問には「見ていない」。「記事の内容は知っているか?」という質問には「詳しくは知らないがとりあえず知っている」。「英治氏からその事を聞いたか?」という質問には「話題に出たか覚えてない」という答えでした。取締役会で話に出たという事なので「誰から話が出たのか?」という質問がされましたが「覚えてない」という答えでした。また、「記事についての訴訟は出したか?」という質問には「出していない」と答えました。
 英治氏は、ブブカの編集部にこの記事についてのクレームの電話を入れています。その事について「知っているか?」という質問に「知らない」との答え。しかし、最初、質問した紀藤弁護士は「電話で」というのを間違えて「押しかけて」と言ってしまったのですが、その事に対して黒須証人は「事実と違う事をわざと言うのはやめて欲しい」と発言しました。クレームを入れた事実を知らないはずなのに、「押しかけた」という事が事実ではないという事を知っているようです。
 英治氏は電話で「グロービートジャパン会長」と名乗っています。「英治氏が会長と名乗るのどう思うか?」という質問に「迷惑」と答えました。また、「複数回(会長と名乗る事について)文句を言った事がある」と答えています。「いつぐらいから会長と名乗っていたか?」という質問には「知らない」。「最初に気付いたのは?」という質問には「覚えてない」と答えています。
 「会社の役員は英治氏の事をどのように呼んでいるか?」という質問には「知らない」と答え、「(黒須証人は)『会長』と呼んだ事はあるか?」という質問に「ある」と答えました。;「何故会長と呼んだのか?」という質問に「イオンド大学の会長という意味」と答えています。

 グロービートジャパンは高円寺に「花月第一ビル」という物件を所有しています。
 この物件について「物件を見つけたのは誰か?」「名前をつけたのは誰か?」「購入代金はいくらか?」という質問全てに「覚えてない」という答えでした。
 現在のグロービートジャパンの本社建物は、元朝銀の建物で競売物件を買って設立時の本社建物から移転したものです。
 これについても「物件を見つけたのは誰か?」という質問がされ、「知らない」と答えています。「契約書には(副社長の)鶴見氏の判子が押してあるのは何故か?」という質問には「代表権を持っているから」という答え。「購入の決定をしたのは誰か?」という質問には「役員会で決定した」。「購入の窓口になったのは誰か?」という質問には「鶴見がなった」という答えでした。本社移転について、英治氏はの提案は無かったと答えています。

 全体を通して、前回同様「知らない」「覚えてない」という答えが殆どでした。仮にも代表取締役である人間が、自社の事に付いて知らない事が多すぎます。また、社の重要事項をすぐに忘れてしまう、というのはどういう事なのでしょうか。特に、自分の父親である英治氏や英治氏が関わっている平和神軍をはじめてする団体については、すぐに忘れたり、他の役員に任せきりにして知らないようです。
 世の社長というのは自社の経営活動については、自分で動かなくてもある程度は把握しているものだと思っていましたが、僕の認識が間違っているのでしょうか…?

 黒須証人は、ネット上に裁判の内容が上げられるのを非常に気にしているようでした。弁護側からの質問に「ネットに書かれるから答えたくない」という発言を繰り返していました。また、紀藤弁護士とその仲間(傍聴している僕達の事だと思われます)によって、ネット上に悪評が広まるように操作をしている、と陰謀論まで出てきました。確かに、僕はこうやって傍聴記を書いていますし被告の次瀬氏を応援する立場ですが、法廷内の事をレポートしているだけで、意図的に読み手を誘導するような事は書いていません。
 また、Yahooで「グロービートジャパン」を検索すると1ページ目に紀藤・山口両弁護士のブログやこの裁判について書いた記事がヒットしますが、それについても、ネットに明るい紀藤弁護士が何らかの操作をしている筈だと訴えていました。
 SEOと呼ばれる検索最適化の技術はありますが、Yahooの結果は純粋に他のページから多くリンクが貼られた為に上位に来ているだけです。ちなみに、グロービートジャパンのWEBサイトは検索結果のトップにあります。
 この裁判はネット上の表現が問題になった事件であり、ネット上で注目が集まるのはわかりきっている事です。黒須証人は、英治氏が経営にたずさわっているという事は無い、と主張していますから、自社のWEBサイトなりでその事を公表すれば良いのではないかと思います。

 今回の裁判では証人の証言拒否を無条件に認める事も無く、また、答えない質問に関しても裁判長から再度同じ質問をして証人に答えさせるようにしていました。
 しかし、時間稼ぎとも思われる証人の発言が多々あり、進行はスムーズとは言えないものでした。黒須証人は、「自分が答えられる」と出廷しており、裁判は公開されているもの、という事を知っている筈です。自らが訴え出た事件なのですから、せめて証人の義務だけは果たして欲しいものです。

 次回は、黒須証人の最後の証人尋問になります。30分の検察質問も予定されています。次々回以降、検察側から証人を積極的に呼ぶ事はないが、弁護側が予定している鶴見氏が証人として出廷するのなら尋問をする事もあるそうです。

 次回期日は、2/27 13:30~16:30 東京地裁425号法廷です。今回、弁護側から出された宿題をちゃんとやってくるか気になるところです。

 4月以降の期日も決まりました。
 4/25 5/24 6/12 7/14(全て426号法廷) 8/4(525号法廷)
 時間は全て13:30~16:30です。

参考リンク:
平和神軍観察会 逝き逝きて神軍
インターネットに書かれるから証言拒否や追加訴訟(酔うぞの遠めがね)
「ガイアの夜明け」とラーメン花月(宗教&カルト・ウォッチ)
東京地裁でのできごと(辺塞、寧日無く…)
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by seminar_blog | 2006-01-29 04:25 | Misc
事実を書くと面白おかしくなる裁判
 最近、裁判傍聴が続いています。昨日は東京地裁で「平和神軍観察会名誉毀損事件」の傍聴をしてきました。
 この事件は、「平和神軍観察会 逝き逝きて平和神軍」というWEBサイトを運営する次瀬氏(ハンドル)に対して、グロービートジャパン社がWEBサイトの内容は名誉毀損であるとして訴えた刑事事件です。おそらく、ネット上の表現が名誉毀損として刑事事件になった初めての裁判です。

 平和神軍とは、中杉弘(本名・黒須栄治)氏を総督とするカルト宗教的側面を持つ思想団体です。
 グロービートジャパン社は中杉氏の長男・北条晋一(本名・黒須伸一)氏が社長を務める企業で、フランチャイズチェーン「らーめん花月」を展開しています。また、中杉氏がグロービートジャパンの株を51%所有しており、実質的なオーナーです。

 「平和神軍観察会」が平和神軍とグロービートジャパンの接点を明らかにしたところ、平和神軍から掲示板・メールでの脅迫が相次ぎ、更には何者かが次瀬氏の自宅を突き止め、玄関の前にコーラの空き缶を置きドアノブに壊れた傘を架ける、という事がありました。
 また、サイトを削除しなければ法的手段にでるという事も平和神軍側から伝えられていましたが、何故か訴えたのは、それまで何も接触がなかったグロービートジャパンでした。

 名誉毀損(刑法230条の1)には「公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかかわらず、三年以下の懲役若しくは禁錮又は五十万円以下の罰金に処する。」と書かれています。つまり、本当の事を言っても(書いても)、相手の名誉を傷つけたらいけないのですが、公益性があるのなら本当の事なら罰しない(刑法230条の2)という特例があります。
 平和神軍とグロービートジャパンの関係を公表する事は、フランチャイズに加盟しようとする人にとっては重要な情報であり公益性があると考えられます。グロービートジャパンの主張は「平和神軍を批判するサイトで、平和神軍とあまり関係の無いうちの名前が出されて迷惑だ」というものです。そこで、裁判では弁護側(被告・次瀬氏側)は、平和神軍(黒須栄治氏)がグロービートジャパンの実質的な支配者である事を証明しようとしています。

 昨日の公判は、グロービートジャパン社長・黒須伸一氏の3回目の証人尋問でした。(実質的には2回目。前回11/25の公判は事件が起こった為、尋問中止)
 被告代理人の山口貴士弁護士と紀藤正樹弁護士による証人尋問が行われましたが、ほとんどの質問に「わからない」「知らない」「覚えてない」という答えだけ。「何故そんな事を聞くのか?」という逆質問までする始末です。特に、平和神軍や黒須栄治氏に関する事柄になると、声を荒げて、いわゆる逆ギレのような状態になります。
 隠し事をしている子供が必死に隠し通そうとしている様な状態です。あまりにも滑稽な答え方で、傍聴席からも「クスクス」という笑い声が漏れ、裁判長から「傍聴人は静かにするように」という注意がでる場面もありました。

 「平和神軍とはどのようなものだと思いますか?」という質問には、「父の頭の中にあるだけの団体」「思想運動である」「実態のある活動はしていない」「右翼と間違えられかねない名前だ。ダサい名前」という答え。2ちゃんねる風に言えば「脳内団体(軍隊)」って事ですかね?
 「何故、実態のある活動をしていないと思うのですか?」には「父がそう言っていた」「疑問には思わない」
 また、「平和神軍との関係を取りざたされたくない」とも答えていました。
 しかし、黒須栄治氏は51%の株を所有する筆頭株主であり、平和神軍はグロービートジャパンが所有する「花月荘」というペンションを「士官学校」として利用しており、花月荘の宿泊予約用のメールアドレスと平和神軍のメールアドレスが同じです。この事についても質問しても、やはり「知らない」「わからない」という答えでした。

 公判の最後に、黒須栄治・伸一両氏のグロービートジャパンからの報酬についての質問がありました。この質問に対して証人尋問ではありえない「答えたくない」という証言拒否をしました。刑事訴訟法では、証人は正当な理由がなく証言を拒む事を禁じています。黒須伸一氏は「山口弁護士・紀藤弁護士のブログに面白おかしく書かれるから」という理由で証言を拒みました。勿論、こんなのは正当な理由にはなりえません。こんな事を認めてしまったら「新聞・雑誌の記事に書かれるから」証言拒否みたいな事も認められてしまいます。しかし、裁判長は「証人の気持ちも理解できる」と暗に証言拒否を認める発言をしました。
 これでは、「裁判長はネットに対して偏見を持っているのでは?」と思われても仕方ない事です。確かに、ネットをあまり利用しない人が、ネットはアヤシイもの、という偏見を持つ事があるのは事実です。しかし、この事件はネット上での表現についての裁判である事から、ネットでの表現に対して公平な目で見なければならない筈です。公平な立場の裁判官が偏見を持ってたら、公平な審理は望めません。
 黒須伸一氏が退廷した後、紀藤弁護士・山口弁護士から裁判長に「証言拒否を認めるのはおかしい」「確かに裁判の内容をブログに書いているが事実を書いているだけで、面白おかしくは書いていない」という意見が出ましたが、裁判長は「一応聞いておきます」という言葉にとどめただけでした。
 次回公判も引き続き黒須伸一氏に対する証人尋問です。次回は、このような事が無いように望みます。

 次回公判期日:平成18年1月27日(金) 13:30~16:30 第425号法廷

参考リンク:
逝き逝きて珍軍
悪徳商法?マニアックス
酔うぞの遠めがね
弁護士紀藤正樹のLINC-BLOG版
弁護士山口貴士大いに語る
13Hz!
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by seminar_blog | 2005-12-21 23:41 | Misc
殺人請負詐欺事件被告に懲役1年6ヶ月執行猶予4年
 殺人請負サイト管理者に有罪判決(NHK)
 ※ニュース映像あり

 今回も自己啓発セミナーの話題ではなく、前回書いた殺人請負詐欺事件の裁判についてです。今回も傍聴に行ってきました。
 リンク先の記事を見てもらえればわかるように、判決は懲役1年6ヶ月執行猶予4年でした。

 ちょっと調べただけですが、この手の事件で執行猶予4年というのは長いようですね。確かに、ニュースでもあまり聞かないような気がします。
 執行猶予の理由として、「十分に反省している」「被害者に返金して示談が済んでいる」「報道等により社会的制裁を受けている」という事があげられてました。

 と、まぁ、裁判の概要はこんなトコで、興味のある人はリンク先とかYahoo!Newsとか新聞社のサイトとかで見てください。

 多分、報道には出てこないと思うのですが、開廷前にちょっとした事が起こりました。
 法廷が開く前は、大抵の人は法廷前の廊下で待っていたりします。奥平被告も前回の公判後保釈されたようで、廊下の椅子に仲間と思われる2人の方と一緒に座って待ってました。僕も悪マニ管理人・Beyond氏達と一緒に廊下にいて奥平被告達とは少し距離を置いた所で話をしたりしていました。
 奥平被告は、僕達にも聞こえる様な声で「あれが悪徳商法?マニアックスの管理人だ」等と仲間に話していました。奥平被告は逮捕される前から「2ちゃんねる管理人・ひろゆき、悪マニ管理人・Beyond、紀藤正樹弁護士等はネットに企業の悪口を書き、更には火消しをする為に企業からカネを貰ってるプロ固定だ」等と言いがかりの書き込みや、脅迫するような書き込みを行っていました。
 今日もそのような事を仲間に話していたのですが、その内、仲間の1人が「悪い奴だな。じゃあ顔を良く覚えておかなきゃな」と言い、Beyond氏に近づいて顔をまじまじと見る仕草をしました。
 僕達は、関わるのも面倒なので傍聴席に入ったので、それ以上は何もありませんでした。

 判決言渡しが終わり閉廷後、僕達が裁判所のロビーで話していると奥平被告が僕達の前に現れ、Beyond氏に「あなたのサイトにある私の記事を削除して下さい」と言いに来ました。
 「記事を削除しろ」というのは1年前から言われている事なのですが、その要請の仕方が「サイトを削除しろ。削除しなければ、オマエをこの世から削除してやる」「俺はオマエに強烈な恨みを持っている。言うことを聞かなければ、どうなるか分からないからな」「今、オマエのマンションの下に来ている。ぶっ殺してやるから出て来い」等と脅迫めいたやり方でした。(悪マニのトピックスより)
 今日は流石に脅迫はありませんでしたが、Beyond氏によれば「いつも最初は穏やか」であるとの事です。
 Beyond氏からは「削除してほしいページがどこか内容証明で代理人の弁護士に送って下さい」と奥平被告に言いましたが、どうも埒があかない。「いつまでに書面を出してくれるのか?」という問いにも、「確認するからすぐにはできない」。
 奥平被告に迎えが来たらしく、結局、「どこのページか?」も「いつまでに?」もうやむやのまま話が終ってしまいました。

 しかし、12日の公判で「もうネットはやらない」と宣言してたのにどうやって確認するのでしょうかね?また、12日の公判ではひろゆき氏の自宅を訪問した事も被告人質問で述べているのですが、「『悪徳商法?マニアックス』の管理人、西村博之さん」と言っていました。どうも、奥平被告は2ちゃんねると悪マニを混同しているようで・・・。まぁ、Beyond氏の事をひろゆき氏の部下だと妄想しているみたいなので、仕方ない事なんでしょうかね。

 奥平被告が、12日の公判で自分で述べてた様に、これからは悔い改めて真面目に社会生活を送る事を期待します。
 しかし、執行猶予4年って長いですよね。
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by seminar_blog | 2005-12-15 22:05 | Misc