HOHと被害者が和解 |
HOHと被害者の間で和解が成立しました。 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010041400711 自己啓発セミナーで恐怖心をあおられ多額の金銭を支払わされたとして、参加者らが主催会社「ホームオブハート」(栃木県那須町)に損害賠償を求めた訴訟などは、同社が請求を上回る額の和解金を支払うことで、14日までに和解が成立した。 HOHと被害者や被害者の代理人弁護士の間では何件もの訴訟があり、さながら訴訟合戦のような状態でしたが、今回の和解でHOHから被害者側に被害実損額と裁判で勝訴した場合と同額の慰謝料および弁護士費用が支払われ、被害者にとってはほぼ全面勝訴的な解決となりました。 今回の和解は、HOHの広告塔としてコンサートやCD販売などで活動していたTOSHIが、今年1月にHOHからの脱退を表明したのがきっかけだと思われます。HOHにとってTOSHIは、防御壁のような役割だったと思います。しかし、その防御壁が一転して自分達を攻撃する側に回ったため、これ以上、裁判で争うのは不利だと判断したのではないでしょうか。 しかも、被害者の請求をすべて認めた上でのHOHからの和解提示ですから、HOHが全ての非を認めた事になります。 TOSHIと同様に、まだ被害回復がされていない元受講生や、現在でもHOHに残っている潜在的な被害者はまだ存在しています。被害者団体の代理人である紀藤弁護士は「ホームオブハートへの追及の手は緩める気はありませんし、またホームオブハートを脱会してくる被害者らへの暖かい手を差し伸べるつもりでいます。」と自身のブログに書いています。 TOSHI自身もmixiの日記で以下のように報告しています。 以下のような文章が紀藤正樹弁護士のブログに掲載されました。 和解したからといって一件落着ではありません。まだまだHOHの問題は残っています。1日でも早く、全ての被害者が救済される事を祈っています。 参考: ついにホームオブハートと全面勝訴的和解が成立(紀藤正樹の/LINCホームオブハートとToshi 問題を考える) ホームオブハート事件:全面勝訴的和解の成立-2004年4月以前の被害者についての勝訴的和解のご報告(弁護士紀藤正樹のLINC TOP NEWS-BLOG版) ホームオブハート訴訟、被害者の“完勝”で和解=TOSHIの脱会が転機に(やや日刊カルト新聞) ホームオブハート裁判・和解で終結。(酔うぞの遠めがね) |
by seminar_blog
| 2010-04-15 10:47
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