傍聴席に“萌え”はあるか? |
そんなわけで、「平和神軍観察会名誉毀損事件」の公判を東京地裁で傍聴した後、新宿で別の傍聴をしてきました。 新宿のライブハウス「ネイキッドロフト」で行われたトークイベント「裁判傍聴のススメ2」というイベントです。このイベントは観客を傍聴人、開場を入廷、開始を開廷と称しています。 出演者は、 阿曽山大噴火(大川興業) 今井亮一(交通ライター) 礼田計(交通ライター) ゲスト: 霞っ子クラブ(女の子だけの傍聴人集団)[ユキ・たー・毒人参・mi] 篠田博之(月刊「創」編集長) イベントは2部制になっていました。 第1部は出演者3人の居酒屋っぽいトークからスタート。それぞれの印象に残った裁判の事等を語り合う。途中でお店のスタッフにお酒を注文したりと、砕けた感じがサイコーです☆ 傍聴席は大入り満員で、傍聴人はお酒の注文もままならないというのに… 3人が一通り語った後、最初のゲスト・霞っ子クラブの皆さんが登場しました。 いつも霞っ子の傍聴記は読んでいるのですが、実際にお会いした事は無く、どんな人達なんだろうと妄想していたらフツーの女の子達でした。浮つき具合がとてもステキです(笑) 霞っ子クラブの4人を加えてトーク再開です。 実は強姦、しかも輪姦事件が好きだの、有栖川ゆうこりんは悪い意味での杉田かおるのようだっただの、岡村ちゃんは汚くなっていただの、普通の傍聴記では読めないような話が盛り沢山です。(霞っ子の傍聴記では読めます) 霞っ子の法廷画も公開されました。法廷画なのに、何故か被告人の絵よりも裁判長の絵が多いです。彼女たちは裁判長マニアです。 トークでは、裁判長は裁判中に寝るのが上手いとか、書記官は下手だとか、事件以外の見所の解説をしました。 第2部はゲストの篠田博之編集長が、宮崎勤死刑囚についての話をしました。本を出版されたばかりなので、この話が目当てで来た傍聴人が多かったのではないかと思います。 報道では伝わってこない宮崎勤の人間性や性格等、とても興味深い話でした。 「かっぱえびせんの何味まで指定してくる」 「本は1回に何十冊も頼まれる」 「マンガは通好みが好き」 等、長年、宮崎勤と交流がある篠田編集長でしかわからない話が盛り沢山です。 宮崎勤の事件当時の家は、僕の住んでいる所から遠くない所にあって頑張れば自転車でも行ける距離です。宮崎勤が逮捕された時は、友達と自転車で家を見に行きました。 そんな思い出もあるので、話が聞けて良かったです。 他にも、砒素カレーの林真須美被告についても話をしました。 トークライブの最後は出演者からのプレゼント大会です。 希望者がじゃんけんをして、勝ち残った人がゲットできるというシステムです。 僕は、あっさり負けました…。礼田さん提供のオービス写真集が欲しかったのに…_| ̄|○ 今回のイベントは、全体的にはとても面白く楽しかったのですが、進行がメチャクチャだったような気が… 一応、進行表らしきものがあって、進行役の阿曽山さんがしきっていたようですが、最初から進行表無視?皆さん、話したい事が沢山あったみたいで、話し出すと止まらない(笑) 杓子定規にきっちりやってもつまらないイベントなので、これはこれでアリだと思います。 テレビ屋をやっている友達は、自分の結婚披露宴の進行表を秒刻みで作って、周りから顰蹙を買っていました(笑) 第3回も企画されているようなので、また傍聴してみようかと思います。 今度は、もう少し広いプラスワンでお願いしたいです。 #霞っ子の文体を真似て書こうとしたのに出来てない事は秘密です。 ■
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by seminar_blog
| 2006-03-01 01:40
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